〇映画「君の笑顔に会いたくて」鑑賞
妻は名前ばかりですが更生保護女性会には入っているのものの、日中は仕事の都合で中々参加が出来ず心苦しいようです。そのこともあって映画のチケットを役員さんから二枚買い求めていました。一昨日の夕方更生保護女性会が主催する、「君の笑顔に会いたくて」という映画を観に二人で出かけました。iyo夢みらい館はまだできて間もないため、駐車場整備が遅れているので、少し遠い伊予園芸の駐車場に車を止め、歩いて会場へ入りました。
私は昨年子ども体験塾の社会見学を引率して、iyo夢みらい館へ行ったことがありますが、妻は初めてとあって、図書館併設の素晴らしい建物にビックリしていました。昼の部と夜の部2回上映と聞いていましたが、夜の部もそれなりの入りでした。映画は東日本大震災の甚大な被害を受けた宮城県名取市が舞台で、夫と一緒に小さな食堂を営む傍ら、保護司として社会での立ち直りを支援する、一人の女性の物語でした。
子どもたちの更生への社会の不理解や、子どもを守るべき家庭の崩壊の現実に出会い、沢山の悩みを抱えながらの活動でした。そんな折保護観察所から一人の保護観察中の少年の担当を依頼されました。5年前の津波で命を失った息子が、子どもの頃親友だった少年でした。事業に失敗した父親は少年を連れて夜逃げ同然でこの街をから消え、音信も途絶えていました。
荒れた姿で現れた少年やSNSの援助交際で家庭の母子関係が崩壊した少女の更生活動を通して、現代の社会が抱える数々の問題解決に逞しく挑む保護司女性の暖かい人間愛に思わず涙を流して観ましたが、とてもいい映画を妻と二人席を並べて観ることができました。
「女性会 会員だけど 日常は 活動参加 できず幽霊」
「ワンコイン 二枚のチケット 買い求め 妻と二人で 映画鑑賞」
「大震災 被災の街で 保護司さん 少年少女 更生実話」
「映画観る 君の笑顔に 会いたくて 涙腺緩み 涙流して」