〇宇和島市津島町しらうお祭り
毎年この時期になると、テレビのニュースで宇和島市津島町岩松川のしらうお漁の話題がローカルニュースで紹介されています。今年は水温が高く暖冬気味で肝心のしらうおが不漁だそうですが、岩松川河川敷で開かれるイベントは例年通り1月26日に開催されると告知がありました。
一度は覗いてみたいと思っていたので、所用で大洲へ行った途中足を伸ばし、高速道路を走って妻を誘い二人で行きました。昨日はあいにくの曇天で足元が濡れていましたが、幸い私たちが訪ねた昼過ぎには雨も降らず、テントの出店を回りながらのんびりゆっくり見学しました。南予の宇和島地方には知人友人旧友も多く、行く先々で妻も驚くほど声をかけられたり声をかけたりで、まるで牛歩のようでした。
妻はその度に私の顔を立てて、手に持ちきれないほどの買い物をしたようでしたが、特に温かいしらうお粥は絶品で美味しかったようです。実行委員長の梅村さんやどぶろく特区をやっている兵頭さん、森田さんたちはかつてえひめ地域政策研究センターへ出向していた折、よく交流した間柄なので、特に懐かしく立ち話に花を咲かせました。
赤松県議会議さんや長谷川元副知事さんとも出逢い、思わぬ交流の場となりました。ここまで来たのだからとその後、梅まつりの幟につられて、南楽園にまで足を伸ばしました。私が宇和島水産高校に遊学した半世紀以上前には、宇和島はとてつもなく遠い場所でした。蒸気機関車で法華津峠の山坂を越えた頃を懐かしく思い出しながら、高速道路を走りました。
「所用にて 大洲ついでに 足伸ばし 宇和島津島 しらうお祭り」
「立ち寄った テントの下に 顔見知り 声を掛け合い 妻は買い物」
「温かい しらうお粥は 絶品と 妻は大いに 喜び食べる」
「あいにくの 雨に足元 濡れてたが 天気もどうにか かなりの人出」