◯私のウォーキングコース(その2)
私のウォーキングコースの主流は、双海中学校を中心にした上灘川沿いの仲の宮から上灘漁港までの片道2キロ程度です。県道には広い歩道がありますが、北風鮮魚加工場辺りから漁港までは歩道がないため、剣道裏手の上灘川にかかった小さい橋を渡って農道を歩きます。故にこのコースもすこぶる安全です。
上灘川には鯉が泳いでいたり、合鴨の家族もいたり、また長い鉄橋をガタゴトと音を立てて走る列車も見えて、なかなか風流です。海岸国道の向こうには上灘漁港があり、突堤を歩くと町のシンボル本尊山や、港の赤い灯台、停泊した漁船も見えて、まるで田舎を描いた絵のような風情です。往復4キロの私だけのウォーキングコースを、毎日飽きもせず歩き、出会う人たちとあいさつや言葉を交わしています。この町に生き、この町で暮らしているという実感です。
体力づくりを目的としているため、今朝も少し急ぎ足で1時間ばかり歩きましたが、歩きながら色々なことを考えるのもおつなもので、多分私の思考回路はウォーキング中に脳を活性化させているのです。テレパシーという言葉がありますが、私の発想は私の名前を使えばまさにシンパシーなのです。
「毎日の ように歩いて 見る風景 変化重ねて 春夏秋冬」
「歩きつつ 思考回路を 働かせ シンパシーなる 発想浮かぶ」
「この川の 流れる水は 海注ぐ 再び雨と なって循環」
「足腰も まだ丈夫にて 歩ける幸せ 噛みしめながら」