〇水仙畑の道案内(その2)
豊田漁港の直ぐ上にある下灘の水仙畑も今はすっかり有名になり、冬の風物として新聞やテレビで頻繁に紹介されるようになりましたが、かつては金山泰盛さんという一人のお爺さんが、植えられていたみかんの木を伐採伐根し、少しずつ面積を広げて整備したものです。金山さんは既に亡くなり息子洋一さんが跡を継いで周辺の整備や草刈り、案内などをしていますが、草創期にはマスコミに連絡したり、シーズンには鉄筋を打ち込んでロープを張るお手伝いに出かけるなど手助けをさせてもらい、お爺さんに大いに感謝され、毎年タコつぼ漁で採ったタコを貰ったことが懐かしく思い出されます。
昨日その水仙畑へ都会から来たという2人の女性を案内しました。前日の前線を伴った爆弾低気圧で吹き荒れた強風で、幾分倒れていましたが、明日からの初春水仙花まつりには、綺麗な花を多くの人に見てもらう予定で、楽しみにしています。昨日は偶々高知県から来たという親子連れが、水仙畑のベンチに座って水仙や眼下の眺望を楽しむ姿が絵になるようなので世間話をしながら、二人をモデルににわかカメラマンになって、何枚かさりげなく写真を撮らせてもらいました。花だけの水仙畑も人を入れて撮影するとまた変わった趣きがありました。
帰宅後タブレットで撮影した画像は書斎に置いているパソコンに、既に自動的にバックアップされていて、手前味噌で下手糞ながらいい写真が撮れたとほくそ笑んでいます。私が講演用に使っているパワーポイントには、双海を代表する夕日夕景や花だより、町の景観などを収めていますが、その中にも下灘の水仙畑は一枚だけ入れていますが、これは自分が撮った写真でないので、早速入れ替え作業をして双海の魅力をこれからも存分にPRしたいと思っています。いよいよ明日から2日間、初春水仙まつりが道の駅ふたみシーサイド公園で開かれます。私も2日間ダイガラ餅つきのボランティアに出かける予定です。多くの来客をお待ちしています。
「水仙を 見る度思う 懐かしい 金山おじさん 今は冥途に」
「水仙の 意志は息子に 引き継がれ 綺麗に整備 名前に恥じず」
「満開の 水仙畑に モデル入れ 撮影すると 違った魅力」
「手作りの パワーポイント 町魅力 更にバージョン アップを狙う」