人間牧場

〇お茶の美味しい季節になりました

 5月ごろからつい最近まで、戸外で作業や活動をするものですから、熱中症対策や水分補給のため冷たい麦茶を飲んでいましたが、ここにきて朝晩10度近くまで気温が下がるようになると、暖かいお茶が恋しくなります。

お茶の花

 私はコーヒーを飲まないため、食事の時は緑茶を好んで飲みます。時々妻が紅茶を入れてレモンの輪切りを浮かばせてくれますが、知人から教わって畑の隅に生えている、ヤブキタという品種のお茶の木の新芽を摘んで、自分で紅茶も作り楽しんでいます。

色々な会合に出席すると、ごく当たり前のようにペットボトルのお茶が机の上に並べられます。一昔前まで若い事務員さんがお茶を入れてくれていた姿も、最近はすっかり見なくなりました。女性軽視だという世の中の風潮もあって、それはそれとして納得していますが、「ペットボトルのお茶は一体どんなお茶の葉がどの程度使われているのだろう?」とか、「ペットボトルのお茶は何故長く置いても腐らないのだろう?」とか、最近疑問に思うものの人に聞く勇気もなく、悶々としているのも事実です。

 この時期は畑の隅に生えているお茶の木に、白い花びらと黄色いめしべの可憐な花が咲いているのを見かけるようになりました。風流を楽しもうと今日は、花を一輪持ち帰り、水で洗って熱い緑茶の上にそっと浮かべて飲んでみました。とてもいい香りがして至福の時を過ごしました。

「朝晩は 寒さ感じる 頃となる 冷たい麦茶 熱い緑茶に」

「コーヒーを 飲まない私 時々は 自作の紅茶 自分で楽しむ」

「畑隅 茶の木小さな 花が咲く 一輪摘んで 緑茶に浮かべ」

「最近は 当たり前だと 言いたげに 会議の机 ペットボトルが」

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