〇秋の花風情を楽しむ
前々日まで残暑が厳しかったのに昨日の朝は一転、長袖シャツでさえ少し肌寒さを感じるほど気温が下がりいよいよ秋本番で、これから暫らくは毎日一万歩を目指しているウォーキングも、汗をかくこともなく、快適にやれそうです。
ウォーキングの途中道端に目をやると、ススキやイタドリ、ツユクサ、オシロイバナなどの花々が今を盛りと咲いています。特にピンクや黄色の花を咲かせているオシロイバナは、江戸時代に南米から渡来した帰化植物ながら、今では堂々とわが物顔に咲いています。
オシロイバナは小さなラッパ状の花を無数につけますが、子どもの頃はこの花を摘んで、花の根元を引っ張り出し、友だちとひっかけ合いして、どちらが残るかという他愛ない遊びを楽しんだことを思い出しました。私たちはカズラという名前で呼んでいる野山にはびこる厄介者のクズも、濃い紫で秋の七草に数えられていますが、クズの根から精製したデンプン質で作る葛餅は、お茶請けにして食べると最高です。
日一日と深まる秋は実りの季節で、既に店頭には極早生の青切りみかんが並び始めました。私はまだ酸っぱいながら香りのいいこの時期のみかんが大好きで、早速直売所の店頭で買い求め、家族みんなで美味しくいただきました。
「暑かった 温度一転 昨朝は 長袖欲しい 秋を感じる」
「ウォーキング 道端あちこち 野の花が 咲いて思わず 立ち止まって見る」
「帰化したが 今は堂々 野の花に オシロイバナで 遊んだ記憶」
「直売所 店頭早くも 極早生の みかんが並び 買い求め帰る」