人間牧場

〇今年も子ども体験塾が始まりました(その1)

 ふるさと教育の一環として双海町では、子ども体験塾・通学合宿夕焼け村・子どもわくわく大作戦などの子ども教室を毎年行なっていますが、今年も子どもたちが楽しみにしている子ども体験塾が始まりました。昨日はその開講式と第一回目の学習会が人間牧場で行われました。集合場所となったオリエンテーション会場の下灘コミセンから、約50分ほど山道を歩いて登るウォーキングも大事なプログラムです。

 私たちスタッフは子ども同行班、農作業班、調理班、学習班の4班に分かれ、それぞれの準備をしながら、子どもたちが人間牧場へ到着するのを待ちました。今年から春の人事異動で4年間にわたって担当してくれた隅田主事さんが出海主事さんに変わり、どこか違った雰囲気のスタートとなりました。開講式なので実行委員長の私も少し長めのレクチャーを行い、まず2月に植えたジャガイモを掘りました。それほど豊作ではありませんでしたが食べるには十分で、森田館長さんや永井主事さんが寸暇を惜しんで世話をしてくれたお陰で、それなりの出来栄えでした。

収穫したジャガイモは早速水洗いして大釜で茹でられ、ジャガバターにして食べましたが、掘りだち湯がきだちのジャガイモはバターの絡み具合も抜群で、ツワブキの葉っぱで作った野趣溢れる食器に入れたジャガイモは子どもたちに大人気で何度もお替りをしました。婦人会と更生保護女性会の皆さんはジャガイモを薄くスライスして油で揚げ、ポテトチップスを作ってくれましたが、これも美味しくいただきました。

 ジャガイモイコールカレーでしょうが、今年は人間牧場のピザ窯を使ってピザづくりに挑戦しました。ウッドデッキで生地を麺棒で広げ、自宅から子どもたちが持参した秘伝のトッピング具材を乗せ、ピーマンや玉ネギ、スライスジャガイモ、チーズを乗せて、火を入れて待ち構えていたまるでピザ職人のような浜田さんと松本さんが、ピザ窯で絶妙な焼き具合に焼いてくれました。一枚一枚丁寧に焼くため食事に時差を多少心配していましたが、まちづくり学校双海人で鍛えたピザ焼きの腕は確かで、ほぼ時間通り美味しい焼だてのピザを堪能する程食べました。

「今年も 子ども教室 賑やかに 初夏の一日 楽しい思い出」

「農園で 二月に植えた ジャガイモを 掘ってあれこれ 料理に使う」

「今年は ピザ焼き体験 持ち寄った トッピング具材 馴れた手つきで」

「それぞれが スタッフ役割 分担し 何の問題もなく 楽しい思い出」

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