人間牧場

〇一雨欲しいこのごろ

 雨が降ると天気が悪い、晴天だと天気が良いと言います。天気のせいでもないのに雨や晴天に一喜一憂しながら私たちは日々暮らしていますが、田植えの真っ最中である私たちの地域では、水が張られ、日増しに田植えを終えた田んぼが増え、夕方ウォーキングに出かけると、アマガエルの鳴き声が賑やかに聞こえ、長閑な山村の風景を醸しています。

一昨日の夕日
昨日の夕日夕景

 私が公民館主事をしていた31歳の時、総理府派遣青年の船の班長に選ばれてアメリカやメキシコへ行く数日前、岡という集落に住む平田信一さん(今は故人)という方が、日本のアマガエルの声を忘れないよう、また日本のアマガエルの鳴き声をアメリカ人やメキシコ人に紹介して欲しい」と、わざわざアマガエルの鳴き声をテープレコーダーに収録して持たせてくれました。

アマガエル

 毎年この時期アマガエルの鳴き声を聞く度に平田さんの顔や、アメリカ人・メキシコ人にアマガエルの鳴き声を聞かせたことが懐かしく思い出されます。前日も昨日も夕日のメッカ双海町では綺麗な夕日が西の空を染め分け、わが家の裏の小高い小路に上がると、居ながらにして自宅から、毎日の様に綺麗な夕日を鑑賞することができるのです。

家の横の菜園に植えた夏野菜の苗も順調に育っていますが、私のこのところの朝の日課は、ブログを書きウォーキングから帰ると、ジョロにミズを汲んで畑の野菜類にしっかりと水をかけていますが、一雨欲しい感じです。今年の春は降水量が少なく、このままだと夏の渇水が気になっています。

「雨降ると 天気が悪いと 言うけれど 人間様の ご都合言葉」

「40年 前にアメリカ メキシコへ 出かけた折に カエルの鳴き声」

「外国で カエルの鳴き声 聞かせたら 何の声だと みんな驚く」

「水不足 少し心配 雨降らず そろそろ一雨 欲しいこの頃」

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