〇モグラ叩きで一匹捕獲
小さいながら家の横の家庭菜園で、無農薬農業を目指して孤軍奮闘していますが、毎年牛糞30俵や豚糞30俵を投入しているお陰で、随分土が柔らかくなってきました。しかし土を分解するミミズが繁殖すると、ミミズを狙ってモグラが出没するようになり、畑のあちこちにはモグラが掘り返した跡が見つかり、その対策に苦慮しています。
モグラは夜行性だし、人の目には見えない土中での営みなので、中々目に触れることはないのです。昨日新聞記者さんが取材に来る時間が多少遅れたので、菜園に出て畑を見ていると、土が動くのが見えました。「あっモグラだ!!」と思い、音を出さないようソロ~リ近づき、持っていたハンマーで思い切り土を叩きました。
こんなことくらいで俊敏なモグラは捕まる訳がないと半信半疑のダメ元で、叩いた場所を鍬で掘り返すと、何と何とモグラが虫の息で土の中から出てきました。可哀そうな気もしましたが、私も生きて行くためには仕方がないと、心を鬼にして手でつまんで拾い上げ、手持ちのタブレットで記念撮影と相成りました。
新聞記者さんたちが帰ったので、再び畑の隅に様子を見に行くと、さっきまで置いていたモグラの姿がどこにも見当たりませんでした。虫の息だったので再び息を吹き返し土中に逃げたのか、はたまた柿の木に留まってその様子を見ていた、カラスの餌食になったのかは定かではありませんが、あのモグラは一体どこへ行ったのでしょう。
「牛糞や 豚糞使い 菜園は 土もフカフカ それなり成果」
「土盛りが 畑のあちこち 出来始め モグラ悪戯 野菜を駄目に」
「よく見ると 土中トンネル 作業中 土の上から モグラ叩きだ」
「可哀そう 心優しい? 私ゆえ 心を鬼に モグラと格闘」