◯大洲市八多喜祇園公園の牡丹桜(その2)
昨日は肱川ダム近くの円山公園へシャクナゲの花を見に出かけましたが、その帰り道、大洲市八多喜駅付近まで帰ると、祇園公園の入り口に桜まつりの幟が何本も立っていて、誘われるように近くの駐車場に車を止め、公園内の急な坂道を、ボンボリに誘われて登りました。
道の両側には、ボタン桜の花が満開に咲いていて、足を止めて見下ろしたり見上げたりしながら進みました。普通の年だとソメイヨシノが散ってから牡丹桜が咲くのですが、今年はまだ随所にソメイヨシノの花が残り、さしずめ桜の花の共演といったところで、思いがけなくいい桜の花を堪能することができました。
普通の年だとこの時期まで桜の花はは残っていませんが、お陰様でいい思いをすることができました。それにしてもこの牡丹桜、誰がどんな思いをして植え育て、そして今もなお管理をしているのでしょう。桜に想いを寄せてこの30年間、あちらこちらに桜の木を植えてきた私としては気になるところです。
「シャクナゲの 花を愛でての 帰り道 祭り幟に つられ立寄る」
「ボンボリの 明かりがついた 坂道を 見上げ見下ろし 立ち止まったりして」
「あちこちに 桜の名所は 多けれど 祇園の桜 十指に入る」
「この桜 誰が植えたか 知らねども よくぞここまで 守り育てる」