〇子ども体験塾ジャンボカルタ大会
昨日は翠小学校を会場に、子ども体験塾で正月らしいカルタ大会を行いました。今回はあらかじめ用意したいろはカルタの絵と文字をA3サイズの段ボール紙に張り、周囲を布製ガムテーブで補強するカルタ作りから始めましたが、不器用な子どもたちは粘着性の強いガムテープに悪戦苦闘していましたが、何とか30分ほどで仕上げました。
私たちが子どもの頃のお正月は、かるた取りや凧あげ、駒回し、羽根つきなど、今にして思えば曽部区な遊びに夢中になったものですが、現代の子どもたちにとっていろはカルタなど、まったく知らない世界ゆえ、「律儀ものの子だくさん」と読まれても、「えっ、それ何?」と首を傾げてしまい、あそびにはならないのでは?と心配しましたが、そこは遊びの天才ゆえ、直ぐに打ち解けれ判別対抗戦はキャーキャー言いながら夢中になって遊んでいました。
私は読み人を務めましたが、大人でもいろは48文字それぞれの言葉の意味を説明できないものもあって、スタッフからも私にそっと「これどういう意味ですか?」と訪ねる一幕もありました。「え」と「ゑ」、「い」と「ゐ」の違い、いろはカルタに詠まれた動物の話など、久し振りに童心に帰って頭をフル回転させました。
私は昨日、人間牧場で午後からヘリテージマネージャー研修会が予定されていたので、読み手を他のスタッフに任せてお暇しましたが、ジャンボカルタ取り大会の後は、翠小学校の長い廊下で、雑巾がけ競争をやりました。その模様は昨日の夕方公民館の隅田主事さんから、メールで画像が送られていました。スタッフの用意したおぜんざいも美味しかったと参加した孫たちから報告を受けました。
「手作りの ジャンボカルタで 子どもたち 夢中になって 寒さ吹っ飛ぶ」
「懐かしい イロハカルタを 読みながら はてさて意味は? 昔の記憶」
「翠小 木造校舎 廊下にて 雑巾掛けの 時間を競う」
「あれも駄目 これも駄目だと 大人たち 取り上げ何も 与えず終い」