〇双海史談会定例会
昨晩は私が会長を務めている双海史談会の2月に1回の定例会でした。双海地域事務所2階の図書室をお借りしてやっていますが、今回で3回目となる「方言学習」は、予想以上の盛り上がりを見せ、2回で終わるはずだったのに、3回目の昨晩も盛り上がり過ぎて、また積み残しが出来てしまいました。
今年は11月3日と10日に行われる予定の、上・下灘公民館まつりに方言の幾つかを展示するコーナーを予定しているので、事務局の中尾先生は取りまとめたり、展示の準備に追われていますが、私たちは言いっぱなしで、方言学習をを大いに楽しんでいます。
方言はその地域に住んでいる人にとっては、日常生活で当たり前に使っていますが、会員として参加している、標準語を語る東京出身の冨田さんや本多さん、それに北九州市出身の赤石さん、また同じ伊予弁でも松山と微妙に違うと指摘する萬井さんなどの指摘意見が、大いに役に立ちました。
私は昭和19年生まれの古い人間ゆえ、まるで方言の塊のような人間ですが、自分の町のの人が話す言葉から、方言が随分減ったことを実感しています。特に同居している孫が、「おじいちゃんの言葉は分からん」と、説明を求められることもしばしばです。言葉は文化です。標準語万能な現代ながら、方言を遺し伝えることは私たちの大事な役目でもあるのです。「むずい」や「ちょう格好いい」などの現代流行語に「何か変?」と首を傾げる私も随分古くなりました。
「方言の 学習大いに 盛り上がる 生き字引人 喋るは喋る」
「おじいちゃん 何を言ってる 孫言われ 説明せねば 言葉通じず」
「方言を 遺し伝える どうすれば まずは展示で 訴えてみる」
「二ヶ月に 一度の集会 楽しみで 昨日は沢山 集まりました」