〇読書のすすめ(心ゆたかに障がい読書)
何日か目の敬老の日、私の机の上に「敬老の日2018読書のすすめ」という小さなパンフレットが置かれていました。自分の記憶にないものですが、どうやら長男が私のために置いてくれたようなのです。「本を読んでみませんか?」と書いたリード文に、「本を読むと若くなるといわれています。読書が心の健康に役立つからです。本を読むことが、頭の体操になるからです。本を読むと美しくなるともいわれます。すぐれた本といっしょに呼吸し、心を豊かに働かせている人は、自然に目の輝きが増して、自信のある顔立ちになるのでしょう」と書いていました。
私は本を買うのに直接本屋へ行きますが、時間や暇がなかったり急に欲しい時は息子に頼んで、アマゾンで注文します。私はパソコンで買い物をしないので、全て息子に頼みます。先日新聞広告で見た「菜根譚×呻吟語」という本も、息子に頼んでアマゾン注文で購入しましたが、便利な世の中になったもので、注文すれば2~3日で自分の手元に届くのです。先日今年から聖カタリナ大学の非常勤講師をすることになり、推薦図書として自著本「昇る夕日でまちづくり」と「今やれる青春」の2冊をシラバスに記入したところ、大学から市販購入ができないとの連絡でした。
私の手持ちの本をそれぞれ35冊送って欲しいと頼まれ、事務局長の上田さんを通じてそれぞれ35冊届けました。若者が本を読まなくなったという話をよく聞きますが、本を読まなくてもパソコンやスマホがあれば、即座に欲しい知識や情報が手に入る世の中です。でも色々な空想を巡らせて読む本には勝てるべきもないのです。今朝小学校3年生の孫が朝のあいさつにわが書斎へやって来ました。書斎の書棚に並べている私の何冊かの自著本を見つけ、「おじいちゃんが書いた本なんて凄い。今度読ませて」と言いました。自分で本を読み本を心の肥やしにすることも大切ですが、息子が敬老の日に読書のすすめのパンフレットをさりげなく置いてくれたように、私も育爺として本大好きな孫に育ててやりたいと思いました。
「わが机 敬老の日の プレゼント 読書のすすめ パンフレットだけ」
「最近は ネット注文 すぐ届く 本屋行く暇 手間が省ける」
「便利だが 本屋図書館 巡るのも これまた楽しい 夢が膨らむ」
「育爺の 仕事は孫を 本好きに してやることも 忘れないよう」