人間牧場

〇夏至の日の金色の道

 昨日の夕方由並小学校の学校評議員会があり出かけましたが、少し時間的に余裕があったので、シーサイド公園の東駐車場に車を止めて階段式護岸から、綺麗な夕日を見学しました。昨日は一年中で一番昼の時間が長い夏至の日です。手元の自分が作った「夕日の時刻表」によれば、昨日の日没は19時23分でしたが、夕日が海に金色の一筋の道を作っていました。

6月21日夏至の日の夕日

今から30年も前に出版した自著本「昇る夕日でまちづくり」という本の200ページに、「ふたみの夕日夕焼け物語」と題して「西瀬戸の 海と空を染め分けて 詩情豊にしずむ ふたみの夕日は美しい 陽がしずみ始めてから 没するまで ゆったりとした 時の流れの中で 人の思いは深くなる 過ぎ去った歳月への 回想もあれば 明日への夢や希望もあるだろう 思えば地球上の人類は ひとつの太陽を見て 暮らしている 同じ夕日をどこかで 朝日として 見ている人がいるのだから 不思議である」という詩を載せています。

 203ページには「黄金色の道」と題して「夕日が沈み始めるころになると 海の上に黄金色の道ができる 夏は青島秋は水平線の彼方へと 道の行く手は違えども 黄金色の道はギラギラと輝いて 夕日に向かって伸びている いつか誰かとあの道を歩いてみたい」という詩も載せています。夏至の日の夕日夕焼けを見ながら30年前のことを思い出しました。

「夏至の日の 夕方近く 偶然に シーサイド公園 夕焼け見える」

 「わ~あ綺麗 海の彼方に ギラギラと まるで黄金 道のようです」

 「30年 前に出したる 自著本に 乗せた2題の 詩をめくり読む」

 「この夕日 どこかの朝日 ハガキにて 永六輔さん 今は他界で」 

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