〇今年最後の双海史談会
2か月に1回だから1年に6回だのに、いつもその巡りを早く感じるのは、やはり歳のせいかも知れないと、自分で納得している今年最後の双海史談会が、昨晩地域事務所の3階の会議室で行われました。普通14~15人のこじんまりした普段着で出かけられる勉強会なので、毎回楽しみにして出かけています。今回は事務局を担当している中尾先生から、案内状とともに、明治43年ころに発刊した、「上灘村郷土史第7章・地体」のコピー資料が同封されていて、予習をして参加するよう添え書きがありました。
開封後、県外出張があったりしたため、全てを読み解すことはできませんでしたが、古文書といいながら崩し字も比較的少なく、読めない字もありましたが、何とか意味は理解できました。開会後早速、磯田先生に手厚くサポートしてもらいながら、みんなで輪読を試みました。今回の「地体」は、上灘川河口周辺一帯の灘町集落形成に関わる興味深い話なので、みんな感心しながら文字を声に出して読みなぞりました。沢山出てきた小字名はいずれ何かの方法で調べてみようという話にもなりました。
気が付けば、私も双海史談会の副会長らしく(笑い)、今年最後の〆のあいさつをするよう中尾先生から指名され、思わずハッとしてしまいました。すっかり忘れていた副会長という責任も果たさないまま、木曽会長さんや中尾事務局長さんにおんぶにだっこで一年を終わろうとしていますが、少し性根を据えて取り組まなければならないと反省しました。私が双海町の教育長時代、合併で双海町という自治体がなくなる前に、双海町史を編纂発行しました。そのことがきっかけで始まった史談会ですが、これからも次の世代に遺し伝える役割を自覚して、しっかりと勉強したいと思っています。
「移住組 定住組より 熱心に 取り組む姿 見習わなければ」
「古文書は 難し過ぎて 読めないが 少し慣れると 不思議や不思議」
「予習して 参加をせよと 同封の 郷土史少し 読んで出かける」
「今晩も また出かけるの 妻が言う 今日行くところ だから教育」(大笑い)