〇台風接近中の子ども体験塾(その2)
今回の子ども体験塾、は「秋の収穫祭」と銘打ったプログラムでしたが、残念ながら目指していた人間牧場での野外体験活動は雨で中止となり、やむなく室内でのプログラムとなりました。事前にクヌギの木を見つけて拾っていたドングリを使って、漫画トトロの冒険に出てくるトトロのキーホルダーを作ることにしました。手先の器用な森田館長さんを講師に、事前に作ってもらっていた見事な出来栄えのドングル作品の数々をモデルにして挑戦しましたが、各班に配置したジュニアリーダーやスタッフの指導もあって、予想以上な出来栄えのトトロドングリキーホルダーができ上がり、子どもたちも大満足の手合いでした。出来上がった作品の一部は文化祭の作品展に飾る予定です。
一段落ついたところで、シシ鍋(うどん入り)、カボチャサラダ、本多さんの作った新米(秋田こまち)、デザートはミカンが皿に盛られて準備され、とても美味しくいただきました。シシ鍋の味も、新米ご飯も、またに人間牧場で作ったカボチャのサラダも子どたちもには大人気で、中にはお代わりをする子もいました。その後会場の隅に展示していた北海道佐呂間町の武田温友さんから送られた観賞用カボチャの争奪ジャンケン大会が、賑やかに行われました。このミニイベントは収穫祭の目玉で例年大いに盛り上がります。私とジャンケンをして勝った人、あいこの人が残り、最後まで残った人が好きなカボチャをゲットできるのです。
日頃見たことも触ったこともない観賞用カボチャを大事にリュックに入れて、午後2時ころコミセン前で解散となりましたが、事務局の適切な判断で人間牧場から林業センターへ会場を変更したことは大正解でした。こうした子どもたちの健全育成プログラムで何よりも優先するのは「安全」です。若干非日常さには欠けましたが、台風接近という自然現象はどうすることもできないのです。今回も中学生や大学生のジュニアリーダーが様々なサポートをしてくれました。総括ですが今年はカボチャの栽培は大失敗に終わりました。さて来年はどうしましょか。
「あらかじめ 拾っておいた ドングリを 使ってトトロ キーホルダー作り」
「館長が 事前作った 作品を 見ながら指導 見事な出来栄え」
「シシ鍋も カボチャサラダも 新米の ご飯も全て ご馳走完食」
「会場を 変更したこと 大正解 安全第一 次も同じで」
藤崎さん
子どもたちと一緒に、毎月一回楽しい思い出を作っています。準備や後片付け、運営などそれがそれとして大変ですが、子どもたちも楽しそうです。食事も毎回好評でほとんど完食です。
となりのトトロの映画は何回見ても見飽きません。映画の時代設定と舞台背景が私にとっては幼き時の思い出に似ているからです。懐かしいと思って見てます。懐かしいのは私の母方の里が同様な場所でしたが、今ではその場所もすっかり様変わりして昔の風景とは違ってます。過疎の気配が見え、ドングリでものを作ったとか鍋物をして食べたとかは昔の事になりました。だから映画の中だけで昔の思い出を楽しんでます。