〇今月の歌
松山五行歌七月歌会の報告書が、主宰者見山あつこさんから届きました。いつものように出席歌の部の格調高い作品に目を通した後、欠席歌の部を目でなぞりながら、7番目の自分の作品に辿り着きました。毎度の事ながらとてもじゃないが、人の目の前に出すほどの歌ではないので、枯れ木も山の賑わいだと思っていますが、何と今月は「四席」の朱文字に彩られていました。
おしっこが近い
耳が遠い
歳をとると
ろくなことはない
でも忘れ状は良くなった
講評欄に次のことが書かれていました。
☆ユーモラスなのに、リアルすぎて少しドキッとする冒頭、老化は仕方ないことですが、嫌なことを忘れても大事なことまでは忘れたくないですよね。老いを楽しめるよう頑張っていきたいと思います。
◇恥ずかしながら、今月の歌「高齢者の呟き・ウッフッフを送ります。
ちなみに今月の出席歌一席は塚田三郎さんの次の歌でした。
元気でいる
コツ
とにかく動くこと
好きなことを
好きにすること
ちなみに今月の欠席歌一席は寒川国子さんの次の歌でした。
降水確率ゼロ
紫陽花たちの
まるい
ためいきが
聞こえる
「リアル過ぎ ご指摘どおり オシッコの 悩みを歌に 書いて反省」
「何となく 分ったような ふりをして 五行歌なんぞ 作って楽しむ」
「締め切りが 近づきました 督促の メールが届き 慌て即興」
「駄作だと 謙遜ぶって いるけれど 駄作どころか ゴミに等しい」