〇私の人生の砂時計
昨日の夕方妻は私が人間牧場から収獲してきたスモモを使って、ジャムを作り始めました。少し大き目の鍋に洗ったスモモを入れ、弱火でコトコト炊くとアラアラ不思議、水も入れないのにスモモが解けると同時に水分がいっぱい出てきました。シャモジで混ぜながら軟らかくなったら種を取り出しました。本当は裏ごしして皮も取ればいいのでしょうが、皮の食感と酸味がほど良いので皮ごと使います。やがて分量を量って砂糖を入れ、ワインを少し入れて煮詰めます。とろみが出たら搾ったレモン汁を入れてさらに煮詰めて出来上がりです。
ジャム作りの肝心は鍋の近くにいて、吹きこぼしや焦げないようとろ火でとろみをつけることですが、妻は夕食準備と並行して行なうため、アラームつきのタイマーを冷蔵庫にマジックで取り付け、忙しそうにしていましたが、手が足らないのか時々「お父さん、鍋のジャムを混ぜて」とか、「弱火にして」などと指示され、私も仕方なくテレビを見るのを止めていぶかしく手助けしました。「味見して」もいつものことで、「もっと砂糖を効かした方がいい」とか、「とろみをもう少し」などと、素人ながら意見を言い。やっとスモモのジャムが出来上がりました。
タイマーを置いている場所に調理のために使うのか、3分計の砂時計がありました。子どものころのように、砂時計を見て「この砂時計の砂はどこから入れてんだろう?」なんてことは考えませんでしたが、砂時計を人生に例えると、人間の一生も砂時計のようなものだとしみじみ思いました。私は85歳まで生きようと心に決めているので、差し当たり72年分の砂は既に上から下へ落ちて、後13年分しか砂が残っていないのです。そう思えば人生は短く、ゆえにこれから有意義にどう生きるか考えなければなりません。「昨日まで 人のことかと思いしに 俺が死ぬのか かれはたまらん」です。
「わが妻は スモモ使って ジャム作り アラーム再々 私も一役」
「作りたて スモモのジャムの 味見する 素人ながら あれやこれやと」
「砂時計 残りの砂は 13年 何と短い 人生だろう」
藤崎さん
あなたの人生に対する考えは面白いですね。
なんて事を言うのでしょうか⁈希望がある以上は死ぬ事はありません。若松さんには奥さんという1億円が有るではないでしょうか?人間は寿命をいう食べ物を食べて生きてますが、今の時代は長く生きて世の中を発展させないといけません。私はくだらない家庭菜園をしているようで実験をしているのです。1本の木では実が出来難いオリーブ、ブルーベリーも実が生りました。種から実が取れるのを短期間でやりたい訳ですよ。野菜にしても果樹にしても何種類も購入して実験をしているのです。寿命の事など思う間がありませんよ(笑)