〇蜂に追っかけられて4ヶ所も刺されました
昨日の夕方、外出から帰ると着替えて畑に出ました。毎日目標にしている1万歩も既に歩いて達成しているので、草刈り機で雑な剪定をした畑の隅に植えているツツジに、ツルが絡まっているのを見つけ取り始めました。20本ほど取ったころ、いきなりツツジの中から蜂が沢山飛び出しました。「しまった」と思ったのも束の間、その蜂が私目がけて襲いかかって来ました。
手で振り払い落としながら必死の思いで逃げましたが、蜂もさるもの、逃げる私を目がけて首筋一刺し、頭に一刺しまた一刺し、結局4ヶ所も刺されました。先週も倉庫の中で目頭を一刺し刺されて顔が変形するほどの難儀に見舞われましたが、刺された場所こそ違え今度は4ヶ所なのです。妻に声を掛けて赤蕗の汁を患部に塗ってもらい、さらには鬼北の久保さんがfacebookで「ガソリンを塗るのがいい」と書き込んで教えてくれていたので、藁をもすがる気持で塗りました。
「病院へ行った方がいい」という妻の勧めを聴き入れ、下灘診療所の先生に電話を入れると、「直ぐに来なさい」とのことで、妻に運転してもらい診療所の先生に診てもらいました。するとわき腹付近で何やらゴソゴソするのです。妻と先生がシャツを上げると、何と何と大きなスズメ蜂一匹いるではありませんか。さあそれからが大変です。刺されないよう蜂を捕ろうとするのですが、蜂もさる者でしがみついて離れようとしないのです。
外に出て服を脱いで裸になり、払い落として踏み潰しましたが、「長い間医者をしているが、刺された蜂を病院まで連れて来たのはあんたが初めてです」と、大笑いしながら刺された場所に麻酔薬を注射したり、塗り薬を塗って薬を処方してもらいました。これまでの経験だと明くる日私の首から上は腫れ上がって醜いアヒルの子になっているであろうと思いながら、妻にヒエピタなどを患部に貼ってもらい、多少の痛みも和らぎ疲れて眠ってしまいました。
それがどうでしょう。今朝は傷みも消えたどころか、腫れも殆どなく美男子の顔は現状のままでした。診療所の先生の処置が良かったのか、妻の赤蕗汁が良かったのか、久保さんのガソリンが良かったのか、はたまた私の体内に度重なる刺し毒で蜂抵抗力がついたのか知るよしもありませんが、不幸中の幸いを喜んでいます。心配した妻からは、「今度刺されたら死ぬかも知れない」と脅されています。拳拳服膺刺されないようにしないと・・・。
「今年は 既に3回 蜂ムカデ 刺され受難の 日々が続いて」
「知らんのか 『わしは若松』 叫んでも 蜂の世界じゃ それがどうした」
「首筋と 頭3ヶ所 追いかけて 刺すとは執念 大したものだ」
「蜂連れて 診察伺う 診療所 あんたは絵になる 医者に誉められ」
若松さん、大変でしたね。でも処置が良くて大事に至らなかったのは良かった事です。自然の場所が良いとばかりに避暑的な気持ちになる人が居ますね。時代の影響か田舎と呼ばれる場所へ移住する人が居ます。でも害獣などの障害に会い、「何故こんな所に住んだのだろう?」と後悔心が出てきます。医療設備も整っているので大した事は無いのですけどね。私は庭に自然を作り(自称自然と言っているのですが)、雑草むしりが日課になっているのですが、それなりの虫が住み着いてますね。害虫なら駆除します。痒い所に手が届く生活を送っているのは今までの人生経験があるからです。若松さんには悪いのですが、蚊には刺されても蜂には刺されません。