〇鷹の羽根
今朝ウォーキングをしていると、特養老人ホーム夕なぎ荘の前で、一匹の鷹が飛んでいるのが目に止まりました。やがて鷹は電線に止まりました。私が近付くと鷹は何かを落として飛び立ちました。糞でもなくどの部分か知る由もありませんが、それは綺麗な綺麗な一枚の羽根でした。
空中を舞うように落ちてきた羽根は、何か私にメッセージを伝えたかったのかも知れないと、一人思いながら見え隠れして、遠くへ飛んで行った鷹を暫く見つめ、羽根を拾ってわが家へ持ち帰りました。息子と孫がわが書斎に集まって来て、孫に「欲しい」とせがまれましたが、「あとで~」と断わり、あれやこれやと話は大いに盛り上がりました。
昔は鳥の羽根の根元を削ってインクをつけ、手紙を書いたようなので、私も古事に習って拾った鷹の羽根の先を削って、ハガキを書いてみようと思っていますが、上手く行くかどうか微妙です。それはさて置き、「鷹の羽根」を話題に、少し物語を書いて絵本にでもしたら面白いと思いました。やってみようかしら・・・。また若松進一少年?の好奇心が頭を持ち上げ始めました。(大笑い)
「ウォーキング 一羽の鷹が 目の上で 飛び立つ瞬間 羽根を一枚」
「ヒラヒラと 舞うよう落ちた 羽根を見て どこかメルヘン 物語のよう」
「羽根先を 削ってインク つけて書く はがきも一趣 価値があるかも」
「鷹の羽根 見れば見るほど 綺麗です 人間技では とてもできぬと」
私はにわとりの羽根で字と書いた記憶があります。昔、トンビらしい鳥が飛んでましたが、羽根を拾う事が在りませんでした。でも父が趣味でにわとりを飼っていたので、にわとりの羽根には困りませんでした。その頃、テレビの番組で洋画をやってて、主人公が字を書くのに羽根で書いていたものですから、私も真似て書きたかった訳です。でもすぐに飽きてしまいました。そんなものより万年筆に凝ってしまいました。学校では使用禁止されている為にまた飽きてしまって、今はパソコン活字が主になりましたよ(笑)