〇ハーモニカの洗濯
昨日はウォーキングは雨に遭わず歩けたものの、朝から夕方まで一日中雨でした。畑にも入れず、久しぶりに机の上の書類を片付け、ラジオを聴きながら読みたい本を読んで過しました。テレビと違ってラジオは本を読みながら聴けるので有り難く、時折流れてくる歌を口ずさんだりしましたが、そのうち懐かしい歌が聴こえてきたので、カバンの中に入れて持ち歩いているハーモニカの洗濯を思いつきました。
ハーモニカは口移しの楽器なので、時々掃除をしなければなりません。洗面所の蛇口をシャワーにして、ハーモニカの中に振っては何度も水を流し込んで洗い、柔らかい布で表面を拭き、乾いたタオルの上に陰干しのような形で置いて、水分を飛ばしました。夕方乾いたハーモニカを吹いてみました。爽やかな音色が部屋中に響きました。幸い家の中には誰もいなかったので、とりあえず思いつくまま数曲を吹いてみました。
私は昭和生まれの古い人間ゆえ、Uチューブで現代の歌を聞くようなことはできません。子どものころに習った童謡や若い頃流行った流行歌しか知らないのです。それでもいいと思いつつ、昔の歌をハーモニカで吹くと、何故か子どもの頃や、若かった頃の思い出が蘇ってくるのです。ハーモニカもかつての学校では定番の楽器でしたが、今はそれさえもなく古い時代の楽器になりました。
「ハーモニカ 洗濯しないと 不衛生 洗面シャワー 綺麗になって」
「ラジオから 流れる歌を ハーモニカ 一人で吹いて 懐かしみつつ」
「今時の 学校教育 ハーモニカ 習うことなく 思い出もなし」
「ああ昭和 生まれの私 古い歌 新しい歌 唄えず寂し」