〇危ない遊びは子どもを成長させる
私たちが子どものころは、野山に分け入ったり海岸に出て、手当たり次第そこら辺にあるものを使って遊んでいました。石一つでも遠投したり水面を滑るように投げたり、枝木は刀や削って尖らせ、ネンガリにして友だちと競い合いました。お正月に買ってもらったメンコ、ビー玉、駒以外は凧さえもタケヒゴを組み合わせて作り、まるで戸外遊びの天才でした。
悲しいかな今の子どもたちは、ゲーム等の与えられた遊びが主流で、私たちがお宝と思っていた「肥後の神」というナイフさえ、危ないという理由で持たせず、「肥後の神」という言葉も今では死語になってしまっているようです。昨日友人の岡田敏明さんが、宇和島市九島の実家へ帰省の帰りに、久しぶりにわが家へ立ち寄ってくれました。岡田さんはシステムユニという会社の社長さんですが、大学で教えたり、経営の神様といわれるドラッガーのマネジメントに詳しい、その道のスペシャリストです。
昨日は短い時間ながら、安田祐治の体育遊びについて薀蓄を聞きました。「保護ばかりしていたら子どもの成長機会を奪ってしまう」という話には大いに共感共鳴しました。岡田さんはたまたま居合わせた3年生の孫希心に、お土産にとけん玉をプレゼントしてくれました。いわく因縁のあるけん玉のようでしたが、孫希心は昨日の夜から今朝の朝までいただいた件けん玉に熱中し、できなかった皿乗せができるよになったと喜んでいました。
岡田さんは大の読書家で、昨日も本を3冊持参して読むよう勧めてくれました。丁度「ないもの、あります」という本を持参して来宅していた、読み聞かせ隊の橋本千春さんとも面談し、楽しいお喋りをしましたが、昨日はとてもハッピーな一日となりました。友人のお陰で私の智のコンテンツが少しだけ広がりそうです。それにしても類は友を呼びますね。嬉しい悲鳴です。
「友人が 相次ぎわが家 訪ねけり 遊びの話題 共感共鳴」
「いただいた けん玉使い 孫熱中 不得意克服 満面笑顔」
「面白い 本を読むよう 勧められ 早速昨晩 一冊読破」
「友人の お陰で私 少しだが 智のコンテンツ 広くなりぬる」