〇シルバー割引の恩恵
昨日は所用があって妻と2人で大洲まで出かけました。大洲のインターチェンジ付近は随分様変わりをしていて、行く度に違った店が出来ているようで、古い町中商店街から商圏が郊外に移っている様子が伺えます。所用が終わると、冬が近付いたのでユニクロで暖かい衣類を買いたいという妻に付き合い、野菜高騰だというのにランチを頼めば、野菜サラダ食べ放題というレストランで軽い食事を済ませ、折角だからとオズの湯という風呂に入り、久しぶりにのんびりした半日を楽しみました。
オズの湯はサウナを使わなない高齢者なら350円と、どこの温浴施設よりも割安なようでした。1ヶ月前に72歳になったばかりですが、最近自分がシルバー世代になったからでしょうか、あちらこちらで「シルバー割引き」という文字を見るようになりました。最初は「若くありたい」という痩せ我慢が心の中で頭を持ち上げ、「シルバー割引」を拒否する等、少し抵抗があったものの最近では、「折角だから高齢者の特典をうまく使わない手はない」と開き直って、しっかりちゃっかり、その恩恵に浴しています。
昨日の夕方近くの散髪屋さんへ歩いて散髪に出かけました。散髪をしながら散髪屋の大将が、「白髪も少なく禿てもいないので歳より若く見える」と、誉めてくれました。男前でもないので顔は誉めてくれませんでしたが、頭の髪の毛だけでも「歳より若い」と誉めてくれるのは嬉しいものです。お世辞だと分っていても、ついついその気になって大きな鏡に写った自分の顔を見ながら、「そういえば・・・」なんて思ったりもしましたが、自宅へ帰りそのことを妻に話すと、散髪し男前の上がった私の顔を見て、妻も「ええ男になりました」と誉めてくれました。
人間は誰でも毎年確実に一つずつ歳を取ります。歳をとったら親父の介護経験もあって、家族に迷惑をかけないようにしようと、健康には特に気を使っているつもりですが、このところC型肝炎の治療やぎっくり腰治療で、むしろ妻には心配と出費のかけ通しです。これからもせいぜい健康に注意して日々を過ごそうと思い、今朝も寒い中今年の秋初めてとなる軍手をはめて、早朝ウォーキングに出かけ、約5千歩を歩いて帰りました。
「そこここに シルバー割引 目に付いて 恩恵預かり 温浴施設」
「禿もせず 白髪少ない 歳のわり 若いと言われ 嬉しくなりて」
「歳相応 自覚をしつつ 日々過ごす 今朝も五千歩 手袋はめて」
「健康は 自分に贈る プレゼント 日々積み重ね 長生きせねば」