人間牧場

〇五行歌10月歌会の結果

 昨日はあいにく一日中雨模様の天気でした。午前10時頃孫の通う小学校から「お宅のお子さんが腹が痛いといって保健室で休んでいます。迎えに来てくれませんか」と、若嫁の携帯に電話が架かってきたので、若嫁は早速学校へ出かけて一年生の孫奏心を連れて帰りました。3年生と1年生の孫は、10月23日の地方祭に子ども神輿を担いでから、少し風邪気味で近くの病院で診てもらいながら学校に通っています。どうやらその余波のようなので、幸い私が家にいたので温かくして部屋で過ごさせました。

 やがて郵便局の配達員さんが手紙類を郵便受けに入れて帰りましたが、松山五行歌の見山あつこさんから届いた封書の表書きは、判読が出来づらいほど雨に滲んでいました。早速ハサミで封を切り、出席歌一番から15番まで、欠席歌1番から19番までさっと目を通して読みました。私の欠席歌は3枚目の16番目に載っていました。
  雨・運動会順延
  雨・洗濯物室内干し
  雨・雨傘に長靴
  雨・台風接近
  雨・雨・雨・またあめか

 作品に続いて次のような講評が載っていました。
 「☆今年の秋はまさにこの通りでした。「雨」がこれだけ並ぶと圧巻。雨の漢字の点々が、雨粒に見えてくる構図もお見事です。最後の最後にある「あめ」のひらがな表記は作者の呟きのように感じます」。思いつきで作った歌ですが、心ある人が講評するとまるで文学作品のような感じもして、少しだけ納得して読み返しました。ちなみに今月の出席歌一席は塚田三郎さんの次の歌でした。なるほど納得でした。
  こんな
  いい日は
  そうそうない
  あえて
  わけは言わないけれど

  「10月の 歌会結果 届きたる 宛名雨濡れ まるで涙字」

  「わが歌は いつものように 駄作だが 講評良くて まるで秀作」

  「雨模様 五行歌詠めば また楽し 季節移ろい 感じるままに」

  「一ヶ月 あっという間に 過ぎて行く いつの間にやら ツワブキの花」

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