〇日本一と自認する双海の夕日(その2)

恋人の聖地ハートのモニュメントの穴から
恋人の聖地ハートのモニュメントの穴から

 綺麗な夕日を見る度に、「こんな日本一と自認する双海の夕日を見せてあげたい」と、いつも思います。今年も夕焼け村の夕日観賞会もグリーンツーリズム夕日見学会もあいにくの天候で、自慢の夕日を見せることはできませんでした。でも昨日の夕日を見る限り、「日本一と自認自慢する価値はあるな」と、自分自身を納得させました。昨日の夕方は少し強く吹いていた北東の風も収まり、水平線の近くに雲もなかったたため、線香花火のように、最後の一瞬まで夕日を堪能することができました。

水平線に夕日がかかる
水平線に夕日がかかる
ダルマの夕日
ダルマの夕日

 双海の日没は12月3日の一番遅い17時01分となる日まで、これから38日間、毎日およそ1分ずつ遅くなって行きますが、これからは海風も次第に強くなり、気温も夕方になると急激に下がるので、防寒が必要なかも知れません。昨日夕日を見ていたお客さんに「どちらから来られましたか?」と尋ねると、大洲とか松野とかそれぞれでしたが、中には驚いたことに海に沈む夕日を見たことがないという信州や東京の人もいて、旅の途中で味わったサプライズに感動の面持ちでした。私が手持ちのハーモニカを吹いてあげると、下手糞ながら拍手までいただきました。

 いつものことですが、「双海の夕日はいつが一番綺麗ですか?」とよく尋ねられます。その都度「四季折々の夕日には趣があって一概には言えませんが~」とお茶を濁しつつ、持っているデジカメやタブレットに収めている自慢の夕日を自慢タラタラ見せてあげるのです。これもデジタル時代に生きる私のなせる技なのです。一昨日の日曜日たまたま見たNHKの「四国鉄道の旅」というテレビ番組の終着駅は下灘駅でした。180度広がる瀬戸内海をプラットホームのベンチに座り眺める夕日夕焼けも、シーサイド公園の夕日も、また潮風ふれあい公園から見下ろす夕日もそれぞれ味があるようです。

  「いつ綺麗? よく尋ねられ その度に 四季折々の 夕日説明」

  「詳しいね!! 誉められいつも 悦に入る デジカメ画像 見せつつ自慢」

  「あるものの 価値は中々 分らない 町人夕日 見ようと思わず」

  「ハーモニカ 吹いてサービス してあげる 旅の途中の サプライズです」

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