〇嬉しい知らせ
数日前、子ども教室で長年ジュニアリーダーやスタッフとして活躍してくれている、愛媛大学教育学部4回生の宇津博美さんから、一本の電話がかかって来ました。「教員採用試験に合格しました!!」との一報です。感極まって少し涙声のようでしたが、私も嬉しくなってついウルウルしてしまい、「そりゃあ良かった。おめでとう」といいました。博美さんは小さい頃から子ども教室に通い、中学生になるとジュニアリーダーとなり、高校生や大学生になると子ども教室のスタッフとなって、子どもたちの指導に大いに活躍をしてくれたばかりか、その活動を国立大洲青少年の家で発表までしてくれました。
博美さんは紆余曲折があったものの、松山大学から愛媛大学教育学部に編入して、「小学校の先生になりたい」という長年の夢をつかんでくれました。早速お祝いをしようと、かつて双海町の公民館に勤務して、一緒に活動してきた明石さんの自宅を借りて、ささやかなお祝い会を開くことになりました。宮本館長や隅田主事、幸先生ご夫妻、前野婦人会長、山口更生保護女性会長、ジュニアリーダーの大学生福井さん、中島さんも集ってくれ、持ち寄った料理や飲み物でお祝いをしました。
みんなのささやかなお祝いの言葉に次いで、博美さんからも「いい学校の先生になりたい」「これからも出来る限りボランティア活動を続けて行きたい」という決意が述べられましたが、子ども教室や子ども体験塾からこんなに素敵な若者が育ったことを誇りに思います。博美さんは前日雨の中で行なわれたふるさと体験塾の収穫祭にもスタッフとして参加し、子どもたちの活動をサポートしてくれました。若者は育てるものであると同時に育つものです。咜琢という言葉があります。卵から雛が孵る時、雛が中から親鳥が外から卵を呼応して割り合うのです。博美さん、初心を忘れず子どもの気持ちに寄り添えるいい学校の先生になって下さい。
「合格の 一報届き こちらまで 嬉しくなって ついウルウルと」
「先生に なりたい夢を 諦めず 地道コツコツ 誉めてやりたい」
「幼子が いつの間にやら 先生と 呼ばれる人に なるのですから」
「頑張って 初心忘れず いい先生 なって下さい みんなの願い」