人間牧場

〇年末恒例の人間牧場での餅つき(その4)

 今回の餅つきにはわが家の内孫2人、松本さんの娘さん1人の計3人が子どもたちが参加しました。内孫2人はやんちゃ盛りで、餅を丸めると言いつつ餅とり粉で洋服を真っ白に汚し、餅をつきたいと言っては餅つきに割り込み、存分に邪魔をしましたが、これもお愛嬌でした。松本さんの子ども小春ちゃんも暫く見ない間にすっかり大きくなって、最初は多少恥ずかしがっていましたが、その内馴れて可愛い仕草がみんなのアイドルとなりました。

餅つき子ども 餅つきは準備を含めると3時間にも及びましたが、12時過ぎにやっと一段落しました。私は急いでかまどを片付け、妻が用意してくれていた食材を使ってご飯1釜と味噌汁1鍋を作りました。この作業は私にしかできず、皆さんが餅つきの後片付けをしている間に、手早くやりましたが、12時30分にご飯も味噌汁も炊きあがり、水平線の家の板間の上に、持参した漬物と共に置いて配膳し、みんなが車座になって同じ釜、同じ鍋のご飯と味噌汁を食べました。作った本人が言うのですから間違いありませんが、手前味噌ながら、ご飯も味噌汁も最高の味で大好評、ハガマも鍋も底が見える完食の手合いでした。

かまど飯2 今年も人間牧場には年間千人を越える沢山の人を迎え入れ、かまどで何度ご飯や味噌汁を炊いて振舞ったことでしょう。人間牧場では極力残飯を出さないよう配慮した環境教育の一環として、かまどご飯と味噌汁、漬物と梅干し以外は出さないというシンプルな料理に徹していますが、まさにシンプル・ザ・ベストといった感じで、日ごろおご馳走に馴れている現代人ゆえに、こうしたシンプルさは大受けなのです。それでも使う食器、使った食器を洗ったり片付けたりする手間は毎回大変で、昨日のように夕方次男息子の新居転居日と重なったりすると、片づけが明くる日の今日に残ってしまうことも度々です。今日は中世の安久寺城郭調査に午前中同行したあと、しっかりと片づけをしようと思っています。

 

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