〇日本ランキンリョウヘンの植え替え
私は趣味で養蜂をしています。六年前に始めたころは蜜蜂の生態さえ知る良しもなく、「アウトドアーで蜜蜂を飼って蜂蜜を思い切り食べたい」くらいな軽い気持ちで始めました。幸い地域づくり人養成講座で、西予市野村町山奥組の井上登さんと知り合い、その日のうちに一方的に弟子入りし、井上さんを師匠と仰いで色々な手ほどきを受けながら今日に至っています。
巣箱一箱からスタートした養蜂も今では10箱を超えましたが、巣箱の掃除や蜜蝋塗り、蜂蜜採集は見よう見真似で何とかひとりで作業ができるようになりましたが、肝心の蜜蜂入居を促す日本ランキンリョウヘンの設置は、花を栽培しているお師匠さんの力を借りねばならず、今年も2回、わざわざ野村町からキンリョウヘンの切り花を持参して手助けをしてもらいました。
何年か前キンリョウヘンの鉢植えを井上さんから一鉢いただいたので、それを増やそうと株分けしましたが、ラン類は植木鉢にバルブがいっぱいにならないと花をつけないことが分り、欲張ったことを反省していますが、それでも昨日2つの小さな鉢を分割して植え直したので、12鉢にまで増えました。私の目標は20鉢にして自前で花を確保することですが、今年は2鉢も花をつけ、ネットで覆ったそれらが大活躍をしてくれたので、大きな期待を膨らませています。
日本ランキンリョウヘンに何故ミツバチが集まるのかは、蜂に聞いても無言を貫いて教えてくれないので、凡人の私には知る由もありませんが、キンリョウヘンの花にそっと鼻を近付けてみるとほのかな香りがして、多分これがフェロモンとなって蜜蜂を引き寄せるようです。目標の20鉢にはまだまだ程遠いようで、お金を出せば揃うのでしょうが、努力しながら増やすのも夢があっていいものです。
「一鉢を いただき始めた キンリョウヘン 1が2になり 今では12」
「目標は 20鉢だと 決めている 先は長いが 焦らずぼちぼち」
「キンリョウヘン 何故に蜜蜂 集まるか? 蜂に聞いても 教えてくれず」
「好きなこと している時は 休まりて これを趣味だと いうのでしょうか」