人間牧場

〇トマトを沢山頂きました

 一昨年まで双海町公民館の館長をしていた宮栄治重さんが、昨日の朝風呂敷包みに包んでトマトを沢山持って来てくれました。先日珍しい走りのトウモロコシをいただいたばかりなのですっかり恐縮してしまいましたが、昨日はお返しに下灘の漁師をしている叔父から魚をいただいたので、宮栄さんと西岡さんにお裾分けを持参しました。西岡さんからはお返しにとタマネギ一箱に加え、珍しい走りの枝豆を貰い、わが家はただ今食べ物に溢れかえっています。

いただいた沢山のトマト
いただいた沢山のトマト

 昨日は私たち夫婦では食べきれないそれらのものに加え、やっと陰干しを終えて倉庫に収納し終えたジャガイモも加えて、息子家族とじゃこ天のおばちゃんたちにお裾分けしてあげたところとても喜ばれ、帰りにじゃこ天のすり身までいただきました。田舎の暮らしはこのようにあげたりもらったりするお裾分けの生活文化があり、車の普及で日ごろ疎遠な知人・友人・親友・親戚・近所の音信も伝わって、私的にはそのことを結構楽しんで暮らしています。

 わが家ではただ今夏野菜が採れ始めました。ずらし撒きなどの工夫を凝らしていますが、キューリやナスなどの夏野菜はちょっと目を離すと、大きくなり過ぎてしまうので、毎日毎朝畑に出て収獲し、お裾分けに走るのです。この時期はキューリもナスも作っているだろうと、自分の家庭菜園尺度で考えがちですが、この町は漁家が多く、加えて高齢な人も多くて、作りたくても畑に足を運べない人だって沢山いるのです。近所の八百屋さんもなくなって、遠慮することもなくなったので、これからは採れた野菜をせっせとお裾分けしてあげようと思っています。

  「風呂敷に 包み届いた 箱入りの トマト近所に お裾分けする」

  「お返しに 漁師さんから いただいた 魚届けて わらしべ長者」

  「お裾分け 笑顔に添えて 声までも これが田舎の 良さですらいな」

  「この時期は 毎朝畑 見回って 採れたて野菜 あちらこちらに」

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