〇収集した面を飾る
新聞のお悔み欄に、私と同年代の人の訃報が載っているのを見る度に、自分自身の寿命のはかなさを思い、少しずつ身辺整理をしておかないと行けないような気分になります。昨日は書斎の棚にこの2~3年間収集したまま置いていた能面を、海の資料館海舟館に飾ろうと思い立ちました。100円ショップに行ったついでにホームセンターへ立ち寄り、真鋳の金具を買って帰り、早速始めました。
いつの頃よりか?、また何でか?はもう昔のことなので忘れてしまいましたが、少なくとも20~30年前から私は、能面などの人面を趣味で集めるようになりました。旅行に行ったついで、出張のつでなどに買い集めたり、私が面を収集していることを知って友人がくれたりしたものが、50個近くになりました。その殆どは親父が海の資料館海舟館の板壁面に飾ってくれていますが、親父の手助けができなくなったので、不器用自認の私ですが、思いをめぐらせながら、海舟館の壁面に飾りました。
面の裏の小さな穴へ吊り下げるようにタコ糸を通して縛り、ネジ金具を差し込んで順番に展示をしましたが、まあ出来栄えは程々といったところです。先日親父に替わって海舟館の大掃除をしたところなので、2~3日前軽トラ市で買って砥石で研いで油拭きをした珍しい包丁と山中塗の漆器も収め、全体の展示物を少し時間をかけてゆっくり眺めました。少し時間ができたらそれぞれの展示物の一覧表や説明を、来訪見学者のために整理したいと思っています。
「書斎棚 収集したまま 置いていて 面の数々 海舟館へ」
「紐をつけ 金具差込み 次々と 面を壁面 飾って展示」
「よくもまあ こんなに沢山 集めたと 感心しつつ 一人見入りす」
「展示品 一覧表や 説明を 整理したいと 思っているが」