〇4月の五行歌歌会結果
まちづくり学校双海人の会合が終わり、帰宅してわが家の敷地内でつまずいて転び、足の三里を怪我して最悪コンデションの日に、松山五行歌代表の見山さんから欠席歌提出の督促携帯メールが入り、取るものもとりあえず送った五行歌作品ゆえに、結果はいつものように報告書が届くまで、どんな作品を送ったのかさえも、まったく忘れてしまっていました。
先日その結果が届きましたが、相変わらずの駄作ながら何と驚いたことに、私の歌が欠席歌三席になっていました。その歌は次の一首です。
たった一センチの
石につまづく
愚かさに
歳はとれぬと
自分歯がゆい
歌の講評に次のように書かれていました。
☆一センチの石、ちょっとした段差やジュータンでもつまづくようになった歯がゆさ。弱る時は早いよというお話が実感できる世代には身につまされる歌ですね。その年になってみないと分らないという人からは、これからの自分だと思って詠みましたとの感想が。足がつまずくのも辛いけど、心がつまずくのはもっと辛いとの経験談も。つまずく自分が愚かだと思わぬよう、いろんな姿を受け入れて行くことも大切だと教えてくれる歌だと思います。
見山さんの巻末私信には、「若松様、今月の歌、身につまされたひとりです。階段の昇り降りは手すりを持って・・・を心がけています。写真を見るとツライし、こんな日が来るとは思っておりませんでした。トホホ。5月の歌もどうぞよろしく。見山あつこ」と書かれていました。ちなみに出席歌一席は高市範子さんの次の歌でした。
桜の花びらが
突然舞う
蝶のよう
雪みたい
何度も何度も風を待つ
欠席歌の一席は松本るみこさんの次の歌でした。
私のやる気スイッチ
達成感
やるじゃん
やったじゃん
やれるかも
「最悪の 体調作った 五行歌が 三席入り 少し気休む」
「一席の 歌と比較し 作風が どこか違うと 浅学恥じる」
「今日辺り 一首作って 送ろうと 意気込むものの 思い浮かばず」
「上達も せずに三年 早経った これでいいのだ いやいやこれじゃ」