人間牧場

〇あっ、リスだ!!

 昨日の早朝午前6時、小雨が降っていましたが、ゴム長靴に傘という出で立ちで、いつものように散歩に出かけました。いつもの杉木立の林に入って間もなくすると、自分の前の道に突然小さな動物がピョコンと現れました。私も驚きましたが相手の小動物も驚いたのか、しばらくの間私をじっと見つめていました。緊迫した空気が漂いましたが、痺れを切らした小動物は身の危険を感じたのか、木の上によじ登るように去って行きました。

日本リス 私の見た小動物は尾っぽがふさふさしたリスでした。子どもに小さい頃ねだられ、自宅でシマリスを飼ったことがありますが、私の見たリスには縞模様がないので、日本リスのようです。私はこれまで北海道を旅したときや外国に行った時、しょっちゅう郊外の公園や道沿いでリスを見かけましたが、私の町ではこれまで戸外や森でまざまざと、愛くるしいリスを見たのは今回が初めてでした。森の番人といわれるフクロウも鳴き声は聞くものの、ムササビも羽音は耳にするものの、夜行性ゆえ警戒心が強く、滅多に見ることはないのです。

 わが家の裏には孫たちが収穫を楽しむために、椎茸のホダ木を置いていますが、このところ生えた椎茸を何物かが食い荒らしているのを見かけるようになりました。かすかな物音に気がついてそっと近づきますが、結局真犯人は見つけることができませんでしたが、多分それはリスの仕業だったようです。孫たちにリスに出会ったことを話すと、「リスを捕まえよう」とか、「リスを育てたい」などと話が思わぬ方向に発展しましたが、多分警戒心の強いあのリスには、もう二度とお目にかかれないかも知れません。

  「林から いきなりリスが 飛び出して 私と対面 しばらく間」

  「そういえば 裏のホダ木の 椎茸を 食べた犯人 このリスかもと」

  「リス姿 見たと言うなり 孫たちは 探しに行こうと 早速興味」

  「いないはず リスがウロチョロ どこか変 気候変動 せいかも知れぬ」  

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