〇ジャガイモの芽吹き
晩秋から早春にかけて、日差しのなかったわが家の家庭菜園に、やっと日差しが戻って、随分暖かくなってきました。そのため黒いマルチをかけて植えているジャガイモがようやく芽吹き始め、マルチを押し上げて来ました。芽吹きが外目で分るようになった場所を手で触って確認し、カッターでマルチを切って芽を地上に出す作業を、この2~3日やっていますが、中にはモグラやネズミの悪戯でかじられたりしているものもあるものの、概ね良好に推移して、芽が出揃った感じです。
中にはカッターで切るのが間に合わず、マルチで日中の温度が上がり、陽焼けした新芽も何個かあるようですが、これからの作業で、沢山出た新芽を芽かぎして2本~3本にするので、痛んだ新芽は切り落とせばいいので、ひとまず安心です。私は根っからのお百姓さんでもないので、家庭菜園での野菜作りは、見よう見真似、聞き覚えでやっています。ゆえにジャガイモの新芽を、どのように芽かぎすればいいのかも分からずやっています。最初は新芽を芽かぎせずに育てれば、芋がたくさんついたものの、小さいクズ芋しかできませんでした。わが家は大きい芋の方が好みなので、最近は芽かぎをしています。
多分もう遅霜で新芽をやられることもないので、マルチは切り頃のようですが、これから吹くやまぜと呼ぶ南西の風で、新芽が吹き飛んでちぎれることがあるので、少し余分に新芽を残しておかなければなりません。
昨日facebookを見ていたら、久万高原町の親友宇都宮栄一さんは、やっとジャガイモの種芋を植えたと書いていました。また宇和島市遊子水ヶ浦の藤田光弘さんはもうそろそろ春ジャガイモを収穫できそうとのことでした。同じ四国愛媛県でも場所によってこうも植え付けや収穫の時期が違うものかと、信じ難い気候格差を感じました。そこへ行くと私たちの地方は久万高原町と宇和島市の中間点みたいな所で、早くもなく遅くもないといった感じのようです。今年もジャガイモが豊作でありますように・・・。
「寒い頃 植えたジャガイモ 新芽出し マルチ持ち上げ 主張している」
「手で触り 新芽確認 カッターで マルチを切って 新芽地上に」
「これからは 新芽の芽かき 繰り返し 大きなイモが できるようにと」
「春が来た 野にも山にも 畑にも 忙しくなるぞと 言ってるようだ」