〇菜の花の花見
数日前、地域おこし協力隊の冨田さんから、「3月28日、軽トラ市が終った午後1時30分から、満野浜池谷さん宅裏の菜の花畑でお花見をするので来ませんか」とお誘いを受けました。伊予市の宮領先生からいただいていた菜の花の種を提供したり、草刈り作業を手伝ったり、それにヨモギの苗をわが畑から運んでいたこともあって、お言葉に甘え喜んで参加することにしました。
昨日は軽トラ市に若嫁が参加していたので、わが愛車である軽四トラックを取られていて、妻も仕事の合間を縫って、姉と一緒に軽トラ市へ出かけたいようなので普通車を自宅に置き、私は久しぶりに単車で出かけました。昨日は外気温がこの春一番の20度近くになり、すっかり春めいいたので寒くもなく、単車はむしろ気持ちのいい春風を感じました。軽トラ市に立ち寄り、家族総出で若嫁の妹婿が用意してくれた、衣料品を格安で販売していましたが、これは大当たりで在庫処分のような形で、多くのお客さんを集めてよく売れていました。
11時に出かけたためまだ時間に余裕があったようなので、人間牧場まで単車で足を伸ばし、ブロック等を片付けましたが、スモモの花が満開、枝垂桜も7分咲きとあって、勿体ないからと人間牧場から、若嫁や息子に電話をして、「軽トラ市が終ったら花見においで」と誘ってやりました。軽トラ市は13時に終わり、後片付けを終えた家族5人で花見に来たようですが、私は入れ違いで満野の池谷さん宅へ伺いました。
花見には、日ごろまちづくりに深く関わっている人たちが10人ばかり集まり、池谷さん宅の裏の菜の花畑にブルーシートを敷いて、軽トラ市で買ったり持ち寄ったした食べ物を食べながらお話しました。私は浜田さんが用意してくれたゼロビールを一本いただき、喉を潤しましたが、若いこの人たちが中心になって双海のまちづくりを支えてくれていると思うと、ついつい嬉しくなりました。
菜の花も満開、山桜が咲き、ヤブツバキが咲き、ウグイスも馴れた鳴き声で鳴いていました。海も穏やか、風も爽やか、ああ幸せって感じがしました。東京の地域活性化センターへ出向している県庁職員前神さんも帰郷して、忙しい中を軽トラ市や花見に参加してもらい、この上ない顔ぶれが揃いました。現職としては今回の軽トラ市が最後の仕事となる、地域おこし協力隊の冨田さんのこれからに思いを馳せながら・・・・。