〇寒い寒い・寒~い
先週の日曜日はすっかり春めいて、「いよいよ春が来た」と殆どの人が思い始めていました。ところが月曜日には四国南岸を低気圧が通って、かなり強い雨が一日中降りました。この季節に四国南岸を通る低気圧は爆弾低気圧と言って、東に進むにつれて急速に発達するので、西高東低の冬型気圧配置に逆戻りし、日本列島全体が混んだ縦縞のような等圧線の中にスッポリ入り、雪混じりの天地を揺るがすような北西の強風が吹き荒れて、昨日はブルブル震える寒い寒い一日でした。
今日は3月11日、東日本大震災のあった日です。ただでさえ4年前の悪夢のような地震や津波、それに原発事故が重なった出来事を思えば、当事者でない私でも涙が出るのに、ましてや東日本の人たちはこの寒さの中で震えながら今日の日を迎えたであろうと、寒さを実感した朝でした。寒さは、こちらの地方では「春の一日西(北西の大風)」といわれているので、今日で峠を越すものと思われますが、先週日曜日のような暖かい日が待ち遠しい感じを強く持ちました。
今朝は午前9時に、親父を特老のディサービスに送る出したので、エアコンの効いた書斎にこもって、執筆が佳境に入っている「人間牧場物語」の原稿書きでもしようかと思っています。前もって作っている目次のような執筆構想一覧表は、36項目に及んでいますが、既に粗方は書き上げていて、後回しにしている22年輪塾と35これからの夢で一通りは荒書きを終える予定です。荒書きなのでこれから少しずつ手を入れて上稿しますが、資金の都合もあって印刷出版するかどうかはまだ決めていませんが、願わくば最後の出版物にしたいと淡い夢を抱いています。
「春が来た 喜び束の間 また冬に 逆戻りして みんなブルブル」
「鳴いていた 裏山辺り ウグイスも さすがに今朝は 音さえもなく」
「こんな日は エアコン効かせ 温々と 部屋で原稿 書いて過ごそう」
「年金で 暮らすわが身の はかなさよ 執筆しても 出版できず」