人間牧場

〇目にはさやかに見えねども

 昨日は久しぶりにシーサイド公園に出かけました。今年の夏は雨が多くて蒸し暑かったものの、太陽の照りつける日が少なく、日照時間は記録に残るほど少なかったようです。例年だと昨日と今日は土日なので夏休み最後の海水浴で賑わうはずなのに、砂浜に海水浴客の姿はそんなに多くありませんでした。
 このところ日照時間が少なく、雨が多かったせいで野菜が品薄となり高騰しているようで、普通の年だとキウリ一山100円なんて時期なのに、1本百円もするようです。

珍しいカマキリ
珍しいナナフシカマキリ

 そんなこともあって、わが家の家庭菜園でシシトウ、ピーマン、ナス、キウリを適当に収穫してじゃこ天のお店と鮮魚店のおばちゃんに持って行ってあげました。両方とも大層喜んでくれ、お礼につみれと作ったばかりのにぎり寿司をいただき、わらしべ長者の存在をいかんなく発揮しました(大笑い)。
 わが家では雨が足繁く降るお陰で、野菜が水不足で枯れることもなく大豊作で、特にシシトウとピーマン、それに長ナスは追肥のお陰で沢山実をつけ、近所へお裾分けして喜ばれているのです。

 わが家では目下のところカブト虫やクワガタの話題が持ちきりで、玄関先に置いた虫篭には色々な種類のクワガタが孫と息子によって飼われています。息子は地域づくりの一環として中山の友人とクワガタを増やし、ワンダーランドを造ろうと意気込んでいて、昨晩も子どもたちを集めて教室を開いたようでした。孫はまだ小学一年生と保育園年中ですが、既にカブト虫やクワガタの交尾のことを知っていて、親は時々その質問に戸惑う場面も見られるようです。孫にとっては避けて通れない性教育の場面です。

 昨日珍しい虫を見つけました。田舎のことゆえしょっちゅう庭先や家庭菜園で珍しい小動物を見つけますが、孫から「おじいちゃん、これ何という虫」と聞かれる度に、知ったかぶりで説明をしてやりますが、昨日のクロアナバチといい、この歳になっても知らないことがいっぱいあるようで、インターネットで調べたりしながら、孫の成長とともに少しだけ心もとない進化を遂げているのです。長いと思っていた孫の夏休みもあと一週間となりました。背中に汗疹を出す程度で今年の夏も、どうにか家族全員乗り切れるようです。

  「野菜類 お裾分けして 喜ばれ わらしべ長者 色々お返し」

  「クワガタを 増やして田舎 活性化 目論見だけは 見上げたものだ」

  「孫たちは クワガタ交尾 はや知って 親に質問 親は戸惑う」

  「汗疹出る 程度で夏を 乗り切った 秋の気配を 早くも感じ」

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