〇岡山へ日帰り講演旅行(その2)
私は海の町に生まれ住んでいて、子どもころから海を見るのが大好きです。ゆえに列車や船に乗ると極力進行方向に向かって、無意識のうち窓際に座るのです。昨日は4号車A席をゲットすることができました。日常持ち歩いているデジカメが先日大洲であった年輪塾・中江藤樹塾の日に、故障して動かなくなり、前日若嫁が仕事のついでに買った電器量販店へ修理に持って行ってくれました。聞けばこれが3度目ですが、保障期間ということもあって、どうやら無料で修理ができそうです。そのため古いデジカメを引っ張り出し充電して持参し、少し接続が悪いのを叩きながら使いました。
海に一番近いところを走るのは香川県の津島神社辺りです。大波をもろに被りそうな渚ギリギリを走る風景には、いつも驚かされます。やがて列車が丸亀を過ぎると、宇多津のゴールドタワーが見えてくるし、瀬戸大橋の下には坂出大橋記念公園、余島の記念公園、下津井港、鷲羽山ハイランドなどのランドマークが次々見え、5万トンを越す大きな船がゆっくりと、列車の真下の橋をくぐって進んでいました。いつ通っても、瀬戸大橋はやはり世界一だと思うのです。
岡山には12時11分に到着しました。家を出て松山までが約一時間、松山から岡山までが約3時間、合計4時間は余にも長い時間です。新幹線のぞみならば岡山から新大阪までが約一時間、、新大阪から東京までが約3時間、合計4時間はわが家から岡山までの距離と雲泥の差がありながら同じ時間なのです。ああ四国はやはり遅いなあとしみじみ感じました。
送ってもらっていた地図を頼りに街中を、会場となっているピュロティまきびまでのんびりゆっくり歩きましたが、まあ暑かったこと、お陰で大汗をかいてしまいました。あいさつもそこそこにレストランで用意してもらった食事を食べてやっと一息入れました。
「海沿いを 特急しおかぜ 軽やかに 大橋渡って 本州岡山」
「自宅から 岡山までと 同時間 江戸の東京 遠いけれども」
「遅い昼 レストランにて おご馳走 食べて一息 午後に備える」
「岡山は 中国中心 あちこちで ビルの建設 次から次へ」