〇三寒四温どころではない気温上昇
異常気象というのでしょうか、この2~3日は一年中でもっとも寒い大寒だというのに、気温がグングン上がり、夏日になったところもあるというから驚きです。冬の寒さにじっと耐えて暮らしてきた寒さの苦手な私たちにとって、気温の上昇は嬉しいことですが、まだ伊予路に春を呼ぶ椿さんも来ていないのに、この暖かさはまさに異常なようです。気温は寒くても上下しないと対策もあるのですが、天気予報では最高気温・最低気温とも前日と対比して、10度も下がると報じていることが本当であれば、気温の落差が人間や自然界に与えるストレスは相当なものだと、95歳になった親父の健康を気遣っています。
気温が上がっているため北西の季節風が吹かず、風を当て込んで干しているヒジキの乾きが悪く、いつまで経っても片付かず、戸外に出したり入れたりを繰り返していますが、早く気温が真冬の常温に戻り風が吹いて欲しいと願っています。
昨日畑の隅を少し耕しましたが、地中では早くも作物が春の営みを始めているようです。昨日はカルチャースクールの下見を兼ねて人間牧場へ出かけましたが、道沿いの水仙も満開ながら、早くも花の話題は閏住の菜の花に移っているようで、先日の土日には水仙と菜の花のコラボレーションを見に大勢の人が訪れたようでした。閏住の菜の花畑の直ぐ近くにある妹の店も、菜の花効果にあやかって、小さいながら冬だというのに賑わいを見せているようです。
先日の愛媛新聞単眼複眼という投稿コーナーに面白いLOVEスイセンの話題が紹介されていました。話題の提供者は松山市の中川さんという人ですが、キャプションには「伊予市双海町下灘の海を見下ろすスイセン畑でたくさんの花が咲き、ほんのり甘く爽やかな香りが漂っていました。ハート形に植えられたものもあり、目を引きました。今年は開花が少し遅いようです(19日撮影)」と書かれていました。
双海町に住みながら、わが家の人間牧場近くの畑の斜面に沢山のスイセンが咲いているものですから、今年はまだ一度も下灘のスイセン畑へ行っていないことに気がつきました。菜の花を愛でる前にもう一度名残のスイセンを見に行こうと思っています。
「スイセンと 菜の花コラボ いい季節 花は心を 和ませてくれ」
「大寒の ころというのに 夏日とは 異常気象に 翻弄されて」
「新聞や 雑誌近頃 さりげなく 双海紹介 隔世の感」
「春来ぬと 目にはさやかに 見えねども 地中の根っこ 確実伸びて」