〇まちづくり学校双海人でのワークショップ
昨日の夜、地域事務所で今年最初のまちづくり学校双海人の学集会が開かれました。今月の話題提供はこのから運行が予定されている、観光列車「伊予灘ものがたり」の運行について、JR四国伊予灘ものがたり企画室の担当者から話を聞くのです。この話は既に新聞発表されているので、おおよそのことは知っていましたが、運転区間や運転時刻、車内の座席配置など、知らない部分が多かったため、興味のある話を沢山聞くことができました。
しかし、この観光列車が双海町を含めた沿線地域の活性化に、どれ程の効果が期待できるかは、予想通り期待薄かも知れないと、思うようになりました。JR四国側は地域に期待するのはやって来るお客さんを温かくもてなして欲しいということと、上灘・下灘駅のトイレを市の予算で改修して欲しいということぐらいででした。そんな半信半疑の中で、説明を元に3班に分かれてワークショップを開きましたが、私の班は地域がJRに求めるものについて意見を出し合いました。
地域の要望
①列車運行を地域の活性化に活かしたい。
②通過するだけにして欲しくない。
③双海の食材を車内の料理に使って欲しい。昼の弁当も予約して欲しい。
④昼間の2号双海編の車内で特産品のお土産を販売させて欲しい。
地域ができること
①双海町の観光パンフレットを配布して欲しい。(50部×120日=年間6000部)
②案山子を使って上灘駅のディスプレイをする。
③オープニングや記念日にじゃこ天一座の踊りを披露する。
④下灘駅は何もしないことが一番だが、キャッチフレーズなどでPRする。
その他色々な意見が出ましたが、伊予灘ものがたりという列車は、レトロモダンの列車に揺られ、すべての人の五感に響く、珠玉の鉄道の旅であって欲しいと願っているし、このことを通して沿線地域の知名度が少しでも上がることを期待しています。私もいずれ乗ってみたいと思っています。地域の元気をどうつくって行くか、地域力が試されているようです。
「二億円 かけた列車が この夏に 伊予灘沿線 ゆっっくり走る」
「お互いが いいとこばかり 求めると 期待はずれに 終ってしまう」
「お互いが ない知恵絞り 手を結ぶ 外から来る人 シビアに見てる」
「二十年 前にこのこと考えた 馬鹿な話と 一蹴された」