人間牧場

〇金融教室の感想文届く

 先日金融広報委員会の派遣で出かけた松山市河野小学校の和田瑞穂教頭先生から、少し厚めの封書が届きました。中には女性の細やかさが覗える先生の私信礼状が入っていて、手作りの便箋には私が子どもたちの前で話している様子と、思わず吹いてしまったハーモニカを吹いている写真まで入れて、いやはや恐縮しました。

和田先生から届いた私信と感想文
和田先生から届いた私信と感想文

 当日の参加者は5・6年生120人ほどと聞いていましたが、同封されていた全員手書きの感想文には、私の話を聞いた感想がリアルに書かれていました。嬉しくなり全てに目を通し読ませてもらいましたが、何故か5年生は横書き、6年生は縦書きでした。全てを紹介できないので、送られてきた偶然にも一番上にあった5年松組の七海ちゃんと、6年彩海ちゃんの名前に双海と同じ海という字がついていたので、その感想文を紹介します。

 阿部七海ちゃんの感想文
 1月15日は、河野小学校に来て、人間の四つの願望のことや、努力することについて、いろいろ教えてくださって、ありがとうございました。
 人間は、一人じゃ生きられないことや、昔の歴史人物がどれだけ努力していたのかというお話は、特になるほどと思いました。
 若松先生のお話は、おもしろくて、とてもわかりやすかったです。また先生のお話が聞きたいです。
 金ゆう教室のときに、一度ふりかえってみて、私は今までやろうとせずにあきらめたり、とちゅうで投げだしたりしたことが、何回もありました。
 わたしの生き方は、努力がまったく足りなかったので、これから昔の人のように、たくさん努力していきたいです。
 いろいろなことを教えてくださってありがとうございます。

高市彩海ちゃんの感想文
高市彩海ちゃんの感想文

 高市彩海ちゃんの感想文
 わたしは、金融教室で若松先生にいろいろなことを教えてもらいました。「お金を使うことの大切さ」、「目標を立ててめざすこと」の大切さなどのさまざまなことを教えてもらいました。若松先生は一年で百万ためることを決めて、それを十年間続け、一千万ためることができたと言っていました。わたしはこの事を聞いてとてもビックリしました。若松先生はニガテな音楽で使うハーモニカもふけるようになり、今ではテレビやラジオにもたまにでると聞きました。わたしはこのことを聞いて、目標を立てて目指す事だと思いました。なのでわたしも目標を立てて目指すことを大事にしながら生活したいです。

 いやはや驚きの反響です。私は自称「感動と夢を売るセールスマン」です。感動は言葉ではいくらでも語れますが、語って相手に感動を伝えるためには、ジーンとするような感動経験が必要です。また夢もいくらでも語れますが、夢をドリームで終らせず実現した成果がないと、人は信用しないのです。人間が生きて行く上で必要なものは幾つもありますが、感動や夢も必要なもののような気がします。河野小学校に出かけ僅か45分間では、伝えきれないだろうと思われますが、どうしてどうして、子どもの心の扉を開くことができました。和田先生に感謝です。

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