〇届いた年賀状の山
現職を退職して10回目の正月を迎えました。パソコンプリンターの調子が悪くて、年賀状のプリントに手間取り、遅ればせながら大晦日に最後の年賀状を、消印有効とばかりに郵便局に届けて、安堵の胸を撫で下ろしましたが、結局去年一年出会った新しい人には、年賀状を届けられなかったことは返す返すも残念でなりません。この上は少し身辺が片付いたら、年賀状のあて先を整理しなければならないと、自責の念に駆られています。
さて私の差し出した限定600枚に対し、正月草々私の元に届いた年賀状は、その数をはるかに越える勢いで、日本の各地には私の名前を年賀状に書いてくれる人が、これほどいるのか?と半信半疑なほどいるのです。親友・旧友・知人・友人・新友に加え、去年講演等で招かれた所からも性差年齢を問わずお礼の年賀状をいただきましたが、その人たちに今年1年の精進を誓いながら、年賀状を一枚一枚めくって反芻しました。
最近は昨年始めたface bookに加え、メールやブログ便での年賀も沢山届き、とりあえず返信をしていますが、便利さと裏腹に正月草々何という忙しさでしょう。妻から「一年間酷使しているのだから、正月くらいパソコンを休ませてあげないと、今にしっぺ返しが来るよ!!」と忠告を受けましたが、私的には「正月くらいのんびりと、誰にも束縛を受けず原稿書きを楽しもう」と思い、大晦日に立てた目標に向かって、せっせと未だに慣れない手つきでキーボードを叩いているのです。
お陰様で昨日までの2日間、何をするでもなくパソコンに向かって原稿を書いた結果、予想以上の成果が出ているようです。今のところ昨夕やって来た小学校五年生の外孫朋樹に、私の書斎の机を冬休み宿題のため乗っ取られていますが、暇を見て奪い返して原稿書きを続けたいと思っています。
さて今日で正月三ヶ日も終わりです。次男は既に正月から病院勤め、娘は今日から病院勤めでわが家から子ども二人を残し職場へ出て行きました。警察官の三男は今日やっと休みのようで、日帰り帰省すると連絡が入っています。悲喜こもごもなそれぞれの人生のようです。長男と妻は6日から、ディサービスに出かける親父は明日から、私はサンデー毎日ゆえもう少し、年始休暇を楽しもうと思っています。
「出したより はるかに多い 年賀状 届きびっくり どうしたものか」
「これほどに 私知ってる 人がいる しっかりせねば 笑われるかも」
「正月は 書斎にこもり のんびりと 原稿書いて 一人楽しむ」