〇コンニャク芋の収穫は(その2)
この二日間、人間牧場の段々畑の小さな畑だけど、たった一人で孤軍奮闘し、コンニャク芋の収穫とはいいながら、まるで開墾のような労働をやりました。石ころを丹念に三つ鍬で堀り起こして畑の隅に手箕で持って行き、石垣のように積み上げて行きました。最初は軽やかだった体も、昼休みを返上してまで2日間続けると、腰や背中に異常なほど負担がかかり、昨日は折から降り出した突風を伴ったかなり激しい雨で、周りが薄暗くなるまで働いたせいか、自宅に着いたころには若嫁が、「お父さん腰が痛いの?、歩き方が変よ!!」と言われました。これは大変とばかりに夕食を食べながら風呂に少し熱めのお湯を張り、孫たちと一緒に少し長めの風呂に入って、汗が噴出すほど温めました。腰が悪い時は温めるのがいいのか冷やすのがいいのかも分らず、とりあえずの対応でした。
風呂から上がってコタツで少し横になっていると、妻が「お父さん、腰の具合が悪いようだったらあんま機にかかって、少し揉んだら楽になるかも?」と勧めてくれたので、10分ばかり背中の首筋から腰にかけて揉み解しました。昨日は年輪塾の清水塾頭から童門冬二著の小説「中江藤樹」という、上・下巻2冊の本が届いていたので少し読み始め、11時頃に床に入りました。設計の仕事をしている息子の帰宅が12時頃だったので目を覚ましましたが、腰の具合は今一のようでした。今朝はいつものように午前3時50分に目覚め、着替えて無理をせぬよう恐る恐るエクササイズを始めましたが、驚いたことに体は少し違和感があるものの回復して、いつもやっているメニューを全てこなしました。この分だと今日予定している子ども体験塾の曳き坂草刈りにも参加できそうだと思っています。
さてさて話が横道にそれましたが、肝心のコンニャク芋の収穫成果は中の上って感じです。この3年間で植えた場所を示す竹杭は殆どなくなっていて、何処に芋があるのかも分からず、幾つかの芋に桑を打ち込み台無しにしてしまいましたが、それでも中には赤ちゃんの顔ほどもある大きな芋もあって、とりあえずは12月3日のカルチャースクールコンニャク作り体験活動は、支障もなくやれそうです。
中程度と小程度の芋は種芋にして、畝を立てて植えようと思っています。多分種芋は追加しなくても確保できたようです。私はコンニャクが子どものころから余り好きではなく、今も余程のことがない限り食べませんが、人間牧場のメニューとしてどうしても必要なため、二ヶ所に植えています。もう一ヶ所は昨年堀上て植え返しているので、近々に掘ろうと思っていますし、もう一ヶ所も増やすべく、畑の準備をしています。
この際アルカリ食品のコンニャクを好きになろうかとも思ったりしています。
「コンニャクを 掘って足腰 痛くなる 幸いケアー 大事至らず」
「風呂に入り あんま機ケアー したお陰 今日の作業は 参加できそう」
「コンニャクを 食べない男 何故作る? 大切メニュー 加えたいから」
「赤ちゃんの 頭ほどある 芋もある 中の上だと 出来栄え思う」