○上灘漁協女性部の元気の源は何?
昨日は私が学識理事を務めるコープえひめの理事会があって松山市大可賀にあるアイテムえひめへ出かけました。アイテムえひめは見本市などをする大きな会場で、これまで県民文化会館で行っていた年に一度の総代会を会場を変えて6月に開く予定なので、その下見を兼ねて理事会の会場を変更したのです。
私はこれまで何度も各種イベントに参加しているため会場を知り尽くしていますが、理事さんの中には馴染みが薄く公共交通の便も幾分悪いことから、6月の総代会は少しだけ心配しているようですが、理事長さんや専務さんが言うように人間は前例踏襲型の安心・安定を求める風潮があるので、ここらでショック療法をする必要があり、私はむしろ会場の変更によって生じる進化を望んでいます。
会場へ行く途中に漁協女性部の松本部長さんから、会場へは地域事務所の松本さんからそれぞれ午後からの取材同席の誘いの電話が入りました。前もって聞いていたので理事会後の昼食を済ませ草々に引き上げて午後2時にシーサイド公園に到着しました。
取材は午前中から始まっていて、東京から来た2人に松本部長さんと松本さん、それに私が加わって事務所で取材に応じました。
取材相手からこれまでの草創のころの経緯や漁協女性部の活動について質問形式で聞かれましたが、「若松さん漁協女性部の元気の源は何ですか?」と尋ねられました。
「漁協女性部の元気の秘訣は色々ありますが・・・」と話を続けながら私流に幾つか考えてみました。
①根底には共栄網という100年に及ぶ一口株主制度の気風が受け継がれている。
②富岡さんや松本さんなどリーダーの献身的な精神が凄い。
③じゃこ天という働く場が確保され経済活動が行われて成果を上げている。
④本物と真心の精神が会員に浸透している。
⑤地域に貢献する喜びを知っている。
⑥行政や経験者の支援をしっかりと取り付けている。
⑦進化したいというポジティブで革新的な考えがある。
⑧時代の流れをしっかりととらえている。
まあこんなところでしょうか。18年前道の駅シーサイド公園を造ったころは、若松進一の口車に乗せられてとんでもないことを思いついたと誰もが懐疑的な考えでした。でも平成7年3月16日の開業以来、色々なことはありましたが、目標を高く掲げて今日まで進化の道を辿ってきたのです。その軌跡は私の進化曲線と同じであり、これから進むであろう進化曲線も同じだと確信しているのです。
そのライン上には松本部長と地域事務所の松本さん、それに私もいるのですから損得なしで彼女たちを導いたり後押しをしなければならないのです。幸い私も松本さんも漁家の出身なので漁協女性部の皆さんと同じDNAが流れているのも強みだとふと思いながら、2時間近くの取材を終えました。
「女性部の 元気源 何だろう 指折り数え いっぱいあって」
「私には 漁師気風の DNA ゆえに海見る 胸が騒いで」
「本物と 真心必ず 売れるから ゲキを飛ばした 昔懐かし」
「今思う よくぞここまで 進化した これから先も ファイト一発」