○子ども教室ふるさと体験塾閉講式
一昨日の夕方午後6時から、私が実行委員長を務める双海町子ども教室ふりさと体験塾の閉講式が、市役所地域事務所3Fでありました。今年のふるさと体験塾に参加したのは町内に住む35人の子どもたちです。その報告書によると、今年度は次の7回開催されました。
第1回 命のリレーを学ぼう 出席者36名 スタッフ18名
第2回 青島漁船クルーズ 出席者31名 スタッフ20名
第3回 みんなでキャンプ 出席者35名 スタッフ14名
第4回 秋の収穫祭 出席者29名 スタッフ21名
第5回 グリーンツーリズムを学ぼう 出席者31名 スタッフ16名
第6回 ふたみ名物体験 出席者36名 スタッフ19名
第7回 うどんを作ろう 出席者36名 スタッフ25名
私は実行委員長なので極力スケジュールを空けて参加するようにしていましたし、7回のうち第1回の命のリレーを学ぼうと第4回の秋の収穫祭の会場が人間牧場だったこともあって、今年度は全てのプログラムに参加することが出来ました。
閉講式では7回の写真がスライドで紹介されましたが、どの写真にも子どもたちの素敵な笑顔が写っていて、みんなで笑いながら鑑賞しました。プログラムのその都度短い感想文を書かせていたのですが、その幾つかも紹介されました。
感想文はそれぞれに返され、750枚にも及ぶ写真の全てはCD-Rにして参加した子どもたちへプレゼントされました。私の一部をいただきましたが、成長著しい子どもたちにとっては、何よりのプレゼントで、大きくなったら過ぎ越し思い出の一コマとして見ることでしょう。
今年のふるさと体験塾は嬉しいことが沢山ありました。中でもこれまでふるさと体験塾に参加した中学生や高校生がジュニアリーダーとしてかかわってくれたことは大きな収穫でした。この日も閉講式の司会進行を高校生の博美ちゃんがしてくれたり、会場準備や後片付けを大学生の宮崎さんや中学生が手伝ってくれました。
ジュニアリーダーへは図書券の記念品が子どもたちの代表から手渡されましたが、ほのぼのとした光景でした。また参加した子どもの中には29名もの皆勤賞の子どももいて大いに盛り上がりました。
最後に担当者としてふるさと体験塾の事務局を勤めた赤石公民館主事さんがウクレレ片手に自慢の歌を披露してくれました。かつて私も若いころ赤石さんと同じように13年間も公民館主事をしたことがあるので、赤石さんの思いの深さを、この歌を聴きながら存分に感じることが出来ました。ふるさと体験塾に参加した子どもたちもそれなりに成長したでしょうが、ひょっとしたら一番成長したのは赤石さんではないだろうかと、目を細めました。
来年度もふるさと体験塾は継続して開講する予定です。既に実行委員会で来年度のプログラムの概要骨格も出来上がっていて、子どもたちにとってはワクワクするプログラムがいっぱいなのです。私も自分の成長の原点となった公民館の事業でもあるし、人間牧場での活動も予定されているので極力参加したいと思っています。
毎回20人を越えるスタッフが参加してくれるし、学校の全面的な協力もあって学社融合が事のほか上手く進んでいます。また子どもを育てようという気風も親にはあるようです。ふるさと体験塾はみんなの智恵と汗でもっともっと進化させたいと思っています。
「七回の 子ども体験 それぞれに 笑顔はじけて うれし成長」
「何よりも 嬉しいことは 中高生 ジュニアリーダー 育ったことだ」
「吾ながら 人間牧場 整備して 良かった思う 子ども育ちて」
「これほどの スタッフ ありて育つ子等 町の宝と 思い次年も」