○私の講演を聞いた感想文が届きました
先日伊方町立三崎中学校の浅野先生から一冊のファイルが送られてきました。三崎平磯にある喜久家へお邪魔した時見て欲しいと手渡されましたが、てっきり見るだけだと勘違いして、置いて帰ってしまっていたのを送ってもらったのです。
ファイルを開けると喜久家プロジェクトのスライドショーの写真が6ページ、浅野先生が執筆している伊予弁シリーズ記事が2ページ、新聞のスクラップが2ページ、中3学年通信JUMPが2ページ、そしてその後ろには「青春へのメッセージ」という生徒たちの感想文が沢山コピーして添付されていました。
全部念入りに時間をかけて読ませてもらいましたが、「ふるさと講演会」で私の話を聞いた生徒の感想文は、私の講演はさて置き、とてもよく書かれていいて汗顔の至りでした。そこで汗顔のついでにJUMPに紹介された6人の生徒の感想文を、記録のつもりでブログ記事に紹介しようと思いました。
○私は、物事を継続して行うことが苦手です。ですが、若松さんが27年間はがきを書いているという話を聞いてびっくりしました。「もう一人の自分が、自分に命令を出す」ということや「継続することで良いことがあり、それで自信が持てる」ということはすごいと思います。そして最後に言っていた「人間は一人では生きられない」ということが自分で分かっていても、人から聞くと改めて友達や家族の存在って大きいなと思うことが出来ました。
○若松さんの話を聞いて、マイナスをプラスに変える発想をしていたり、常に上に向かっていこうとしていたりと、自分が見習おうと思うところがたくさんありました。いろいろ悩んでいるだけではなくて、動いてみようかなと思いました。
○一番印象に残っているのは、「人間はスタートは同じ」だということです。私は、元から能力が違うとか思っていました。でも、人間は誰にでも潜在能力があるし、変われる可能性もたくさんあるので、やっぱりみんな同じ人間で平等なんだと思いました。
○今、受験勉強をしていて「あと2週間だから」と思っているけど、いやになってくることがあります。でも、若松さんが言っていたように楽しくなくても、楽しいと思うことが大切だと思いました。続けることは必ずいいことがあると思って、日々積み重ねていきたいです。ことわざの「ちりも積もれば山となる」というのは、このことだなあと思いました。
○話を聞いていて心に残った言葉がたくさんあります。日々の積み重ねが大事ってことや主張を述べないと思っていないのと同じと言うこと、聞いていたら全部大事な言葉に聞こえました。ほかにもアイデアは落ちていると言っていました。若松さんのアイデアはすごくてたくさんのものを作っていてビックリするほどでした。私もアイデアをみつけていろいろ作っていきたいと思いました。
○私は春に双海に咲くあの菜の花が好きです。黄色いじゅうたんみたいになってて、毎年きれいだなと思っています。あの菜の花が咲くまでに、あんな物語があるとは知りませんでした。若松さんたちの活動によって、毎年きれいな菜の花が見られるんだと思いました。私も2週間後には受験があります。自分と同じ緊張感を持っている仲間と共にがんばろと思いました。
○話の中に出てきた「スタートはみんな同じだ」とか「何でも楽しいと思えば楽しくなる」、「人間は距離ではなく思い」、「夢は日々の努力が大事だ」とすごく納得できることばかりで、たくさんのことを学ばせてもらいました。私も将来の夢が決まったら、日々努力してがんばりたいと思いました。
ああ嬉しい。感想文を読んでその一言に尽きます。よりリアルに聞いてもらうため、あえてレジメを用意しないのが私の講演スタイルですが、感想文はメモを取る習慣がしっかりと身についているように思いました。浅野先生ありがとう。そして熱心にメモを取りながら聞いてくれた生徒の皆さんありがとうございました。
「講演を 聞いた感想 文届く 汗顔ながら 嬉しくなりて」
「メモを取る 習慣ありて このような 感想書ける 指導次第で」
「何よりの 土産届いて 読みふける 感想文が 更なるパワー」
「いささかの お役に立ちて 何よりと 安堵の胸を 撫で下ろしたり」