○伊予柑が届く・デコポンを送る
今年も晩柑類の美味しい季節がやって来ました。毎年の事ながら先日、今治市大西町の友人大河内結子さんから、美味しいさくら伊予柑が一箱届きました。大河内さんは清水さんや丹下さんたちと一緒になって朝フル運動を推進しています。私が毎朝リンゴとキャベツを長年食べているように、朝フルとはお腹の空いた朝に新鮮なフルーツを思いきり食べるのです。みかん所のみかん農家の人たちがやっている運動なので、例えそれが理に叶っていても幾分揶揄する人もありますが、大河内さんや清水さんの話を聞けば聞くほど、朝フル運動が飽食の時代に生きる私たち現代人にとって大切かを教えてくれるのです。
大河内さんがさくら伊予柑と名付けている伊予柑はその名のとおり紅の濃い色をしています。手に取るとまさにい~予感がするし、皮を剥いて食べると伊予柑独特の何ともいえない香りが漂ってくるのです。私は無精者でカニやエビなど食べる時、手が汚れるような食べ物は余り好きではありません。ゆえにみかん類も余り食べませんでしたが、妻はそれらが大好きでせっせと皮を剥いて食べさせてくれるのです。
昨日はその伊予柑をリンゴと一緒にフルーツサラダにして食べさせてくれましたが、美味しく食べました。和歌山、静岡とともにみかんの産地である愛媛もみかんを食べなくなった現代人のせいで価格が低迷しているようですが、産地の愛媛県に住んでいるがゆえにできる贅沢をこれからも楽しみたいと思っています。
昨日は人間牧場の直ぐ近くに住んでいる西嶋さんにお願いしてデコポンを8箱分けてもらいました。例年の事ながら全国の友人に向けて贈るのです。私は全国各地へ講演などに行く機会が多く、行く先々でご当地土産をいただいたり、旬になるとご当地の産品が沢山届くのです。相手も私がみかん産地の愛媛に住んでいることを知っていて、それなりの期待をしていることを伺わせるようなお便りが届くものですから、年に何度か旬のみかん類を届けるのです。
今はポンカンやデコポンなどの晩柑類が美味しい季節です。昨日は近くの農協へ行って無印の段ボールを買い求めデコポンを箱詰めして12箱、郵便局から全国に向けて出荷しました。東北の友人にも送りたかったのですが、郵便局の窓口で規制がかかっていることを知らされ、今回は断念しました。
今頃は私の荷造りしたデコポンが郵便局の車に積まれて全国各地へ向けて旅をしていることでしょうが、便利な世の中になったもので、寒くて遠い北海道へでも、2日もあれば届けてくれるのです。
昨日は12箱をまとめて送ったため、10箱以上の割引料金が適用され、随分割安な送料となりました。何年か前郵便宅配でみかんを送ったところ、警察官をしている息子は朝が早く夜が遅い勤務のため荷物を受け取ることが出来ず、届いた時は殆ど腐ってしまい、保険のようなものが適用されたり、郵便局職員がお断りに来られたり一騒動ありました。郵便局には友だちも沢山いたり、郵便局へ講演に行ったりする親戚付き合いのような親しい意関係にあるため、昨日も職員さんが台車でトラックから受付まで運んでくれたりの大サービスでした。
送られてきた伊予柑、送ったデコポンなどなど、みかんを介したお付き合いはこれからも続くことでしょう。大河内さん、さくら伊予柑今年もありがとうございました。
「この季節 コタツ入って みかん類 妻剥きアーン いい夫婦」
「伊予柑を 食べて何だか い~予感 語呂を合わせて 何かを期待」
「今頃は 車に積まれ 旅をする デコポン友の 顔と重ねる」
「俺古い みかんイコール ビタミンC お陰で今年 風邪のひとつも」