○迷惑メールという名のメール
一体誰がどんな目的でこんなメールを送り続けているのでしょう。私のパソコンには頼みもしないのに毎日のように、迷惑メールと称するメールが湯水のように届くのです。パソコンを使い始めた時息子が、メールの仕分けが出来るようセットしてくれて、機械的・自動的に迷惑メールと思われるものはふるいにかけられて、闇から闇へ葬る去られるようになっているのですが、機械のことですから何かの拍子で必要なものまで迷惑メールとなったり、逆に迷惑メールが必要メールと識別されて紛れ込んでくるのです。
迷惑メールの全ては封を切られることもなく、また読まれたり見たりされることもなく闇から闇へ消えるのですが、規制がうるさくなったのか今は何年か前のようにもろに青少年に見せてはならないような写真などは見れなくなったようですが、パソコンを学校で習って詳しい青少年なら、見ようと思えば簡単に見えるだろうと思いつつ、紛れ込んだ迷惑メールに「レ」のような印をつけて無造作に消していくのです。
そんな作業をもうどの位したでしょうか、それでも昨日も今日も相変わらず迷惑メールは届いているのです。
そんなメールに混じって、少し毛並みに違ったメールが舞い込みます。スキルアップのためのソフトを売り込むメールです。「今はお試し期間」だとか、「今なら無料でプレゼント」とか、「あなただけに」という心情をくすぐるような枕詞が並ぶので、時々遊びのつもりで開いて見ると、確かに迷惑メールとは違った共感できる言葉が並んでいて、私のように人様の前で離さなければならない人間は、納得しながらメモを取ることだってあるのです。またブログのネタにしても良さそうなものもあって、いい意味での刺激を受けています。
私はパソコンが苦手といつも自認しているため、できることならパソコンには触りたくないのですが、ある人から「パソコンは触った数だけ上手くなる」と言われたことがるので、パソコンアレルギーを克服するため、やたらとぱそこんに触っています。ある人の言った言葉はどうやら図星だったようで、触り過ぎてパソコンを故障させたことも何度かありましたが、パソコンを本格的に習ってもいないのに、娘婿と息子や友人の手助けをいただいたお陰で、メールの受発信、写真等の取り込み、年賀状やハガキの作成、文章作成、ブログ更新など、今時必要と思われる最低限の操作は行えるようになったのですから偉い新化です。
最近では頻繁に頭を悩ませたトラブルも殆どなくなって落ち着き、娘婿や息子に電話をかけて助けを求めることも沈静化しているようで、内心ホッとしています。昨年末不具合が発生して故障したパソコンの修理も、自分で何とか対応をすることができました。今はパソコンの存在を忘れるほど日々の暮らしに組み込まれ、何の疑いもなくこうして毎朝パソコンに向かってブログを書いているのです。
それでもパソコンに付きまとう不安は、いつも私の頭の隅に付きまとっているのです。歳をとると頭がボケるので、これもボケ防止と思い、これからも上手に付き合って行きたいと思っています。
「迷惑な メール届いて 無造作に 開くことなく 闇から闇へ」
「迷惑な メール一体 どんな人 送るのだろうか いつも不思議に」
「パソコンは 触った分だけ 上手くなる 言葉信じて 触っているが」
「パソコンと いう名の病気 とりつかれ 今じゃ毎日 麻薬のように」