shin-1さんの日記

○痩せるには内燃と外燃の二つの方法がある

 私たちが子どものころ見かけた日本人の大人は、殆どの人が痩せ型でした。ビヤ樽のように肥えた人を見るのは外国の人くらいだったように思うのです。ところが日本人の暮らしが豊かになって、肉やパンを食べるようになったせいか、あるいは労働量や運動量が不足しているのか、日本人でもまるで高砂部屋のような人をよく見かけるようになったし、温泉などに入ると殆どの人が少し小太り気味な体系になっているようです。

 最近太った人にはメタボリック症候群などという名前をつけられ、一定の数値を超えると危ないとばかりに、病院や保健関係機関から、痩せるよう指導されるのです。


 私たちの体重は食生活による入力と、運動・労働による出力によって保たれています。入力が多いと体重が増え、出力が多いと体重が減るのはどこかお金の世界に似ていますが、身長から100とか110を引いて0.8を×と標準体重が出てきて、標準体重ゾーンをを超えると太り過ぎ、下回ると痩せ過ぎというレッテルが貼られるのです。私のようにどちらかというと痩せている人間は体重を余り気にしませんが、太る過ぎの人はそのことが気になるらしく、特に女性は痩せたい一心で涙ぐましい努力をしているのです。

 体重を減らす方法には食べる物を少なくすることや運動で汗をかくことが考えられます。それは内燃によってエネルギーを消費する一番理想的な方法なのですが、気にする余りに「ダイエット」という言葉を信じて痩せ薬を飲んだりして、とんでもない副作用を引き起こす人もいるので、気をつけなければなりません。

 こうした内燃とは別に外燃という方法もあります。つまり温泉に入ったりサウナに入って体温以上の温度で発汗を促進させるのです。この方法は運動によって一向にに痩せないジレンマから解き放たれるために、現代人がよく使う方法ですが、これも度が過ぎると水分が不足して体調を崩したりするので、注意をしなければなりません。

 私は温泉が好きで、松山市近郊には温泉浴場が沢山あり、温泉好きな妻と二人で温泉めぐりを楽しんでいます。最近の温泉にはサウナが併設されていて、サウナに入った後に入る水風呂はとても気持ちがいいものです。また汗をかいた後の冷水はこれまた美味しいものです。中には温泉やサウナを終えて発汗した後、家に帰るのが待ちきれず、休憩室で冷えた缶ビールを美味しそうに飲んでいる人を見かけますが、これでは折角汗をかいたことがごわ算になってしまうのです。それでも酒の好きな人は、汗をかいた後のビールの味が忘れられなくてサウナで汗をかいているようです。


 温泉やサウナでの外燃は、運動による内燃よりも手っ取り早く汗が出て効果が上がるため、皆さんはこぞってサウナなどを利用していますが、ジムに通って機械器具の力を借りて汗をかいたり、プールに行って体力をつけながらエネルギーを消費するのがお勧めだし、ランニングやウォーキングなどを日常生活に取り入れ習慣化する方法が一番健康的なようです。

 現代人は栄養過多で直ぐに肥えますが、やせるのは難しいようです。お互い健康には気を付けたいものです。


  「痩せたくて サウナで汗を 流すけど ビール鱈腹 元の木阿弥」

  「内燃で 汗を出すのが 一番と 今朝もウォークで 爽快気分」

  「太ってる 人は概して よく食べる 少し減らせば 少しは痩せる」

  「体重を 維持することは 難しい 自分以外に 助ける人なし」

 

 

[ この記事をシェアする ]