○夕焼けこやけラインに桜の植樹
私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループでは、今年度から1ヶ所100本の桜を向こう3年間で1000本植えようと「千本桜の森植樹運動なるものを始めています。地元紙愛媛新聞で希望地を募ったところ沢山の問い合わせがあり、とりあえず今年度は愛南町内海地区、大洲市国立大洲青少年交流の家、大洲市柳沢田処地区、伊予市中山町佐礼谷地区、それにわが伊予市双海町下灘中学校跡地及び夕やけこやけラインから申し込みがあり、それぞれと競技をして植樹の準備をしてきました。
私が代表をしていてこの事業を何としても軌道に乗せたいと、双海町でも公民館や学校と提携し110本の桜をいただき、下灘中学校跡地運動場には昨年12月19日に、残り60本は昨日午後夕やけこやけラインに植樹しました。昨日は前日関東で春一番が吹いた上昇気温も元に戻り、絶好の植樹日和に恵まれ、30人ほどの協力者が集まって2時間ほどをかけて桜の苗木を丁寧に植えました。
私と市役所総合支所の松本さんが午前中に、前もって用意していた竹を、閏住海岸、下灘駅周辺、本村海岸の3ヶ所に等間隔に置いて行き、植える準備をしました。
昨日は植樹に当たって嬉しい参加が幾つもありました。私たち21世紀えひめニューフロンティアグループの顧問的存在の藤原茂さんがわざわざ松山~やって来てくれました。長年私たちのパトロンとなってご援助いただいている関奉仕財団へ、口添えをしていただいたのは藤原さんなのです。藤原さんは私たちから見れば高齢ですが、こうして植樹に参加してもらい頭が下がる思いがしました。
また小学校の先生をしている双海町在住の幸先生は家族5人全員で参加をしていただきました。さらに今度新年度に閏住の区長になられる燈本さん、市役所職員、えひめ地域政策研究センターの河野さん、宮栄公民館長、更生保護婦人会のメンバー、少年少女面白体験塾にリーダとして参加した学生さんや子どもたちなどなど、30人もの人がまあ賑やかに植樹をしてくれました。
みんなが解散してから私と松本さんは、今回の千本桜の森発想の原点となった人間牧場へ、枝垂桜の苗を3本植樹するため登りました。市役所から参加した若い職員さん2人と、大学生の宮崎さん、センターの河野さんも参加していただき、植樹を終えた木の横に、フロンティアグループ事務局長が準備をしてくれた立派な標柱を立てました。この3本の枝垂桜を親木とするなら、さしずめこれから植えるであろう千本の桜は子木です。そのためにもこの木は何としても立派に育ててやりたいと思いました。宮崎さんがかまど小屋の鍋で水をやってくれたことも、いつかは語り草となることでしょう。
10年後には昨日植えた桜がいっぱし大きくなってくれることを願っています。そしてこの桜の下で10歳ずつ歳をとった参加者たちと弁当を広げ花見をしたいものです。
「千本の 桜植樹を するという 遠大構想 目指し一本」
「今回も 多くの参加 植樹会 追いも若きも 鍬を振るいて」
「十年後 どんな姿で 花見する 思うだけでも 心浮き浮き」
「また一つ 楽しみ持って 歳をとる 桜植樹の 思い出胸に」