○始まったえひめ千本桜の森づくりプロジェクト(その1)
私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループでは、高齢化や過疎化でふるさと意識が薄れつつある地域に、もう一度活気を取り戻して欲しいとの願いから、「えひめ千本桜の森づくりプロジェクト事業」を立ち上げました。会員20人足らずのボランティアグループながら、桜の苗木を100本単位で10ヵ所に無償で配るという少し見栄を張ったこの事業は、えひめ地域政策研究センターが実施するアシスト事業の支援もいただき、順調にスタートする気配でしたが、新聞発表が大いに遅れて、やっと昨日の新聞発表で本格的な事業開始となりました。そうはいいつつ今年の目標である3ヶ所の実施予定地は私の口コミで既に決まっていて、苗木を植える時期が秋から春へ変更になっただけなのです。
そもそもこの事業は今年のグループの総会を今治の河上さん宅で開いた折、「近頃県内の地域が元気がない」「高齢者が増えて農地が荒れている」「私たちにできることは何か」などを夜を徹して話し合いました。会員から「桜の苗木を配って地域の人に植えてもらい、桜の森づくりを通して地域が元気になれば」「桜は成長が早く10年後には桜の名所ができる」などとやる気満々の話が議決され、代表の私と大野事務局長に企画一任されました。その後4月に世界遺産を巡る旅シリーズで平安遷都1300年の奈良路を旅した時原案を示し、内容やスケジュールを確認しあいました。またセンターのアシスト事業応募も了解されたのです。
21世紀えひめニューフロンティアグループはこれまでに昭和56年結成以来、無人島キャンプや丸木舟製作など様々な事業を展開し、社会への揺さぶりをかけてきました。会員の年齢的なものを考えると、私がやっている人間牧場以外では、今回の千本桜の森づくりプロジェクトはどうやらグループ最後の事業になりそうなのです。会員の中には大工さんも造園業、農業、公務員などもいて、多士済々です。今回の事業には造園業の河上さんに指導や苗の手配などを頼んでいるのですが、うまく行くかどうか多少の不安もあります。
桜100本の森を10ヵ所作るという遠大な構想が10年後果たして実現しているかどうか、多少疑問もありますが、願わくば地域の人の努力によって桜100本の公園が立派にできて、地域の人たちが花見を楽しむ「平成の花咲じいさん」になったら望外の喜びです。
「平成の 花咲爺さん なるように 最後の奉公 智恵と汗出す」
「百本の 桜十ヵ所 十年後 夢見ワクワク 始まりました」
「百本の ソメイヨシノを 手配する いつもながらの ドタバタ劇で」
「潔く 咲いて散りゆく 桜かな あやかりたいが 上手く行かない」
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kazuさん
この歳になると夢はあっても中々実現できません。グループではこれが最後のプロジェクトかも知れません。
新聞に載るとあちらこちらから問い合わせが入り、急に賑やかになってきました。
これで3年間は楽しい夢が見られそうです。
いっぷく亭の一年間の活動ご苦労様でした。
人間牧場主 若松進一
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以前テレビで 山を桜にと言うのをしていましたが
一度に咲くと,圧巻でしょうね~京都の哲学の道
大勢の人で酔いそうでしたが、そんなになる日を
楽しみにしたいですね。
いっぷく亭も明日で御用納めです。